全ての感覚を駆使し犯人を追跡する、五感サスペンススリラー「見た通りに話せ(原題)」がMnetにて6月19日から放送される。本作でチェ・スヨン(少女時代)とともに主演を務め、天才プロファイラー、オ・ヒョンジェを演じたチャン・ヒョクにインタビューを行った。
――本作に出演を決めた理由は何ですか?
まず、「ボイス」でタッグを組んだ監督と一緒に、という思いがありました。あと、全体的な作品についての台本をいただいた時に、キム・ホンソン監督が、スリラーだけど 「ボイス」の時とは少し違う感じだとおっしゃったので、 台本を見てみると、プロファイラーが目新しい 、特殊な環境にいるんです。そのような点が面白そうだと感じ、出演を決めました。
――今回は天才プロファイラーという難しい役どころでしたが、まなざしだけでもオ・ヒョンジェを表現されていたように思います。役づくりをするにあたってどんな準備をされましたか?
事件が展開されながら、警察側の捜査チームとは、また違うものを作らないといけない状況で、個人的な事件を解決する部分に主眼を置く必要がありました 。序盤では、目が見えない状態で、 音が聞こえる方にまなざしを向けたり、といった部分にもかなり神経を使いましたね。
後半では、 容疑者の犯人に会う場面でインパクトをしっかり残さなければならなかったり、あとは、捜査から一、二歩下がって観察しないといけない立場だったので、そういった距離感を考えながら演技をしました。
――「ボイス」以来となるキム・ホンソン監督とのタッグもかなり話題になりましたが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
閉じ込められた状況で撮影をしましたよね、最初は。セットの中で動けない状況でしたので。後々、事件が明らかになっていくにつれ、外に出ていくようになりましたが、セットでの撮影の時の方が楽だったように思います。動線も複雑ではなく。外に出た時の距離感がすごく遠くなったように感じて、難しかったですね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)