――ご自身が演じていて特に印象に残っているシーンやセリフを教えてください。
後半、「人はいつも固定的に見て、聞いて、経験したことだけを見るようになっている」ということについてのセリフがあるのですが、これはある意味、主観的な視点じゃないですか。このようなセリフに意味があったように思います。オ・ヒョンジェという役自体が固定観念から脱して他のものを見なければならない、そういった視線を物語っているようで。
――様々なジャンルの作品でいろいろな役を経験されていますが、今後挑戦したい役はありますか?
多いですね。挑戦したい役というよりは、今まで演じたものも同様ですが、どんなストーリーでこのキャラクターが、もっと面白く魅力的に見えるか、 そう試行錯誤できる作品にはいつも挑戦したいです。
――6月より「見た通りに話せ(原題)」がMnet Japanで日本初放送されます。番組の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。
プロファイリングに関する心理的な部分もあり、距離感を保ちつつ、問題を解決していくストーリーも面白いと思います。そして、ジャンル的にはスリラーなので、集中して探さなければならない手がかりや要素が多くあるドラマだと思います。興味深く見ていただければと思います。 ぜひ期待してください。
【「見た通りに話せ(原題)」あらすじ】
連続殺人犯により婚約者を殺害されてしまった天才プロファイラーのオ・ヒョンジェ(チャン・ヒョク)。犯人は死亡し、オ・ヒョンジェはこの事件をきっかけに世間から姿を消してしまう。そんなある日、死亡したはずの殺人犯と同じ手口の殺人事件が発生する。オ・ヒョンジェは、事件の目撃者であり、一度見た場面をそのまま記憶する特別な能力を持つ刑事、チャ・スヨン(チェ・スヨン/少女時代)と出会い、ともに殺人犯を追跡していくことになる。
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