小池徹平“ゲス不倫男”役で話題!“残念イケメン”ポジション確立 契機は「あまちゃん」ヒロシ

2020/06/24 17:24 配信

ドラマ

「ギルティ」より荻野一真を演じる小池徹平(左)「ギルティ~この恋は罪ですか?~」第2話より  (C)YTV

「あまちゃん」“ヒロシです”にお茶の間が注目!


「ギルティ」で注目を集める小池は、1986年1月5日、大阪府出身の34歳。15歳のときにジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し芸能界デビューした。

爽やかで甘いルックスで注目を集め、これまで多数のドラマや映画、舞台に出演。少女漫画原作で背の高い女子との恋愛を描いた主演映画「ラブ★コン」(2006年)や、私服だと中学生に間違われるほどの童顔刑事を演じた主演ドラマ「シバトラ~童顔刑事・柴田竹虎」(2008年、フジテレビ系)、談合の板挟みになる中堅ゼネコン社員をシリアスに演じたドラマ「鉄の骨」(2010年、NHK総合)など、端正なルックスが印象的な主演作品も多い。

また、ウエンツ瑛士と音楽デュオ・WATを結成。ミュージシャンとしても活躍した(WATは2016年に解散)。

一方でデビュー10周年を超えた頃からは、見た目の華やかさとは裏腹に影のある役柄や裏表のあるキャラクターを演じて話題をさらうように。

ユニークなキャラクターでファン層を拡大した作品といえば、まず2013年の連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK総合ほか)で演じた足立ヒロシが浮かぶ。

ヒロシは、主人公・アキ(能年玲奈・現のん)の親友・足立ユイ(橋本愛)の兄。優柔不断な性格で、東京で就職するもわずか2カ月で逃げ帰り、実家で肩身の狭い思いをする青年だ。

序盤の第3回、パチンコ店でたまたまアキの母・春子(小泉今日子)と隣り合うシーンにやさぐれた雰囲気で初登場。その後もお笑い芸人・ヒロシのネタを彷彿させる「ヒロシです」というセリフを口にしたり、アキに“ストーブさん”と呼ばれたり(自宅の薪ストーブの前で膝を抱えていることから=第13回)と独特のキャラクターを好演。

アキからGMTメンバーを紹介された際には自ら「足立・ストーブ・ヒロシです」と名乗り、「あははは!なんか残念なんだけど」「黙ってたらカッコよかとに」と笑われる(第99回)など、“残念なキャラクター”として存在を強く印象付けた。