小池徹平“ゲス不倫男”役で話題!“残念イケメン”ポジション確立 契機は「あまちゃん」ヒロシ

2020/06/24 17:24 配信

ドラマ

「ギルティ」より荻野一真を演じる小池徹平(左)「ギルティ~この恋は罪ですか?~」第2話より  (C)YTV

危ないキャラクターで話題をさらった「大恋愛」


あまちゃん」終了後は、初舞台で初主演を飾ったミュージカル「メリリー・ウィ・ロール・アロング」(2013年)を皮切りに、歌唱力を生かしてミュージカルにも積極的に出演。

松尾スズキ演出のミュージカル「キレイ-神様と待ち合わせした女-」(2014年ほか)では、よく言えば天真らんまん、悪く言えば“おバカ”な青年・ハリコナを熱演。その後は「デスノートThe Musical」(2015年ほか)のL役、「キンキーブーツ」(2016年ほか)で破天荒なドラァグクイーンたちと意気投合する靴職人チャーリー・プライス役、「キャバレー」(2017年)ではベルリンのキャバレーで出会ったセクシーなダンサーと情熱的な恋に落ちるアメリカ人作家クリフ役など主要キャラクターを務め上げ、表現の幅を大きく広げていった。

2018年のドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」(TBS系)には、MCI(若年性アルツハイマー病の前段階)を患う患者・松尾公平役で出演。

病状が進行しつつある尚(戸田恵梨香)に急接近し、「この病気のことは、この病気になった者にしかわからないよ。だから、心からわかるよ、ってキスしてあげたんだ。喜んでたよぉ、尚さんも」「尚さんがほしいんだ。真司をぶっ殺してもね!」と不気味に微笑んだり尚に睡眠薬を飲ませるなど、危ないキャラクターで話題をさらった。

「奪い愛、夏」では愛ゆえの狂気を体現!


そして視聴者の度肝を抜いた怪演が、WEBドラマ「奪い愛、夏」(2019年、ABEMATV)。同作で小池は主人公・桜(水野美紀)の夫で杏(松本まりか)の元恋人・椿を演じた。

執拗に椿と杏を追う桜から逃げ、田舎の家に移り住んだ椿は、愛情がエスカレートし「これがお姫様を守る最良の手段だから」と杏を鎖でつなぐなど狂気をむき出しに。

杏を連れ去った桜を憎むあまり、「お前も頭から血流すぞ!」とバットを振り回したり、わら人形に五寸釘を打ち込んだりと凶行を重ね、「椿の狂気がすごい」「小池徹平のサイコパス演技ハンパない」と視聴者を沸かせた。