一真と瑠衣の裏切りにショックで仕事が手につかない爽は偶然、瑠衣と鉢合わせ。
「言っとくけど、旦那と別れるつもりないから。あんたの顔なんかもう見たくない」と突っぱねる爽に、瑠衣は笑いながら「爽さんってホントええかっこしいじゃないですか。あたし、そういう女一番嫌いなんですよね」と反撃した。
爽は思わず「頭のネジも股もゆるい嘘つきにうちの旦那が本気になるわけないでしょ。あんたなんか一生相手にされないんだよ、愛人止まりのゲス女!」と暴言を吐くが、その言葉が爽自身が心の中で蔑む母・かすみ(戸田菜穂)がかつて口にしたセリフだったことから、自己嫌悪に陥った。
さらに、爽は一真とも対峙した。一真は初め不倫を否定し、逃げられなくなると「ごめん、俺、正直さあちゃんの顔見てるのしんどい時期があって…」と爽に責任をなすりつけた。とことん弱くずるい一真に、爽は呆れるばかり。
一方その頃瑠衣は一真と別れたものの、まったく反省の色なし。それどころか、誰かに電話をかけ「そっちは順調?そろそろ本気出そうと思って。このタイミングでバレたのは予想外だけど、まぁ問題ないでしょ。は?こんなことで諦められるわけないでしょ」と受けて立つ構え。
さらに3話ラストで瑠衣は、爽に「あの人(一真)、子どもいますよ」と驚きのひと言をぶちまけた。それは、瑠衣の新たな企みの始まりの合図であった。
親しい人物からの裏切りに傷つく爽を癒やしたのは、元恋人・秋山の存在だった。秋山は、子どものように泣く爽を「その方がお前らしいよ。やなことあったらそうやって泣いてる方がお前らしい」と優しく励ました。その優しい言葉は爽の心に沁み込んでいく。
一方、職場の大学生アルバイト・寺嶋睦月も爽に急接近。苦しむ爽におかゆや果物をお見舞いとして届け、爽がかつて手掛けた記事に救われた過去を打ち明けた。
裏切りの一真、瑠衣に比べ、爽に癒しを与える秋山と寺嶋の存在。だが、本作のキャッチコピーは「登場人物、全員裏切り者」。秋山と寺嶋にも“裏”があるのだろうか…。
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