1200年続く東大寺の伝統行事から、高田賢三が”祈りのかたち”について考える

2020/06/26 15:28 配信

バラエティー

東大寺の伝統行事「修二会」(c)三重テレビ放送

三重テレビ放送(MTV)で毎月第4土曜日夜9:00から放送される、「祈り~神と仏と」。第3話の6月27日(土)はファッションデザイナーの高田賢三を迎え、「お水取りに降臨する神々」をテーマに東大寺の伝統行事について放送する。

日本古来の神を祀る「神道」と、大陸より伝わった「仏教」。この2つの異なる信仰は、日本の国の成り立ちの中で互いに影響しあい「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という祈りの形を生んだ。番組では「神仏習合」について紐解きながら、日本人の信仰の歴史をたどる。

毎年、東大寺で行われる法要「修二会」は、日常に犯しているさまざまな過ちを十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔することを意味し、世の平安と幸福を祈る行事。井戸から観音さまにお供えする「お香水」を汲み上げる儀式が行われることから「お水取り」の名で知られるようになり、752年に始まって以来、一度も途絶えることなく続いてきた。

伝統行事を通して、神と仏が交じり合う信仰、そして、お水取りが現代に伝える「祈りのかたち」を考える。