『ド級編隊エグゼロス』松岡禎丞&加隈亜衣「エロは結果であり副産物である」が信条!?<SP対談>

2020/07/19 05:00 配信

アニメ インタビュー

「自分の技術や感情の流れを総動員して、とにかく真っすぐに演じました」(松岡)


二人とも口をそろえて「攻めた作品」という「ド級編隊エグゼロス」の魅力を語る松岡禎丞&加隈亜衣撮影=石塚雅人


──まずは「ド級編隊エグゼロス」出演が決まったときの感想をお聞かせください。

松岡禎丞:やはり、こういう攻めた作品をやらせていただけるということは、僕はそれなりの何かを求められているんだろうなと(笑)。なので、とにかく全力でぶち当たってやろうという気持ちでした。

加隈亜衣:やっぱり、ぶっ飛んだ…という言い方はおかしいかな、攻めた作品ですし(笑)、正直「私でいいのかな?」という思いはあったんですが、共演者やスタッフの方々のお名前をお聞きして、きっと楽しい作品になるに違いないと思ったんですよね。なので、とにかく収録が待ち遠しかったです。

──キャストはオーディションで決まったそうですが、オーディションではどのように演じられたのでしょうか。

松岡:用意された原稿を見たときに、烈人の真っすぐさがすぐに伝わってきて。だから、小細工なんか必要ないんだと。自分がこれまで培ってきた技術や、感情の流れを総動員して、とにかく真っすぐに演じました。ただ、あまりに真っすぐすぎて、一瞬「これ、受からないかもな」と思ったりして(笑)。

「ド級編隊エグゼロス」第1話より(c) きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会


加隈:私も、作り込まずに演じました。オーディションでは、雲母のツンツンしているときのセリフも多かったんですけど、私自身、割と普段ツンツンしていることが多くて(笑)。考え方とかテンションとか、割と雲母と似ているところがあるんだと思います。

「ド級編隊エグゼロス」第3話より(c) きただりょうま/集英社・ド級編隊エグゼロス製作委員会


──原作のコミックを読んだ感想は?

松岡:いや~、衝撃でした(笑)。こういう作品を連載で描けるっていうのは、きただ(りょうま)先生のセンスですよね。「H+ERO=HERO」なんて、どうやって思い付くのかと(笑)。その発想からして、可能性が詰まった作品だなと感じました。

加隈:かわいい絵柄だったので、このかわい子ちゃんたちの着ているものがはだけていくんだろうなという先入観があったんですけど(笑)、読み始めたら、他にも面白ポイントがたくさんあるんですよ。例えば、怪人専門家の「博士太郎」というキャラクターが出てくるんですけど、その絵柄も含めて、ギリギリを突いてくる感じが面白いなって(笑)。あと、後半に出てくるトーキョー支部の女の子の名前も…。

松岡:そう! あれはヤバイですよ(笑)。

加隈:口に出すのもはばかられるような名前の子がいたり。そういう意味では、私たちのいるサイタマ支部は、まだ平和ですよね(笑)。