――今回の企画の意図について
山里:本当に公私混同で申し訳ないです。でも「自分を成長させていきたい」とスタッフに話したらこうして企画にしていただいて。これを何回も繰り返していって完璧な男を目指したいですね。DIYをやってみたいと思っても、二の足を踏んでいる方もいらっしゃると思うんですが、そういう方にも、これでいいんだとお手本になる、ちょうどいい“できなさ”をご覧ください。
――一緒にロケに行って、山里さんの奮闘はいかがでしたか?
石田:こんなにも褒めがいのある人はいないですね。ロケの冒頭に「褒めたら調子に乗って前に進む」と分かったので、その戦術でいきました。同期ではあるんですけど、20年の芸歴で、初めて一緒にロケに出るのがこのコーナーで、「いい旦那を目指す!」とDIYで奮闘する姿に、ずっと感慨深かったですね。こんな日が来るとは。
山里:「家庭」という目線でつながる日が来るなんてね。結婚をしないと旦那にはなれないからね。
――奥様にはこのロケについて報告はされましたか?
山里:ロケから帰った日に「DIYでサイドテーブルを作ってきたよ」と報告したら「え!?ちゃんとできたの!?」と心配されましたが「意外といけたわ~」と報告しておきました。「できるようになったんだ!よかったね!すごいね!」と喜んでくれました。
石田:そこでも褒められるんや(笑)。
――次は何をしてみたいですか?
山里:「DIYパート2」ですね。電動ドライバーの感覚を忘れないうちにもう1度復習したくて!ログハウス作りに挑戦したいです。琵琶湖のほとりに、ログハウスを!
石田:そうなったら俺はこのロケからすぐ外されてヒロミさんが来るやんか!
山里:お料理もしてみたいですね。この番組がスタートしたとき、お料理の実践コーナーでサポートをするはずが、コンロに火もつけられなかったので。
――最後に視聴者にメッセージを。
山里:家事を何もやらないという方もたくさんいらっしゃると思います。僕なんて何もできない。あなたよりはるかにできない人間が頑張っています。そんな姿を見て誰かの勇気になれたらうれしいですね。
石田:今回はDIYからスタートしましたが、いつか「山ちゃんのミルクづくり」「山ちゃんの沐浴(もくよく)」とか旦那からパパになるまで、成長を見せたいですね。
山里:奥様方が旦那さんに「あなた、あの山ちゃんもやってるのに、そのままじゃ山里以下になるよ?」と言えるような、そして旦那さんが「そこまで言うんだったら仕方ない…」と重い腰をあげてくれるような“そこ(底)”になりたいですね。そうやって家庭がよくなっていく、という、社会貢献ができればうれしいです。
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