史実と同様、劇中でもほとんど顔を合わせる場面がなかったエジソンとウェスティングハウス。エジソンは、「フェンスは奇妙なものだ。隣家が作ると庭が2つに分かれ、フェンスは共有に…」と電流戦争を巡る二人の関係を、フェンス作りに例えて話し出す。
すると少年がエジソンに声を掛け、サインを求める。電流戦争に勝利したウェスティングハウスではなく、エジソンの方がカリスマ性があり、世間に広く知られていたことを象徴している。
そして、ウェスティングハウスが「君を改めて夕食に招こうと。今が、その好機だな」「どんな感覚か知りたい。あの電球ができた時だ」と、二人の激しい電流戦争が終わりを迎えたように感じられる言葉を、エジソンに投げかける。このシーンから導かれていくクライマックスは見逃せない。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)