岡山天音らが出演する作家・燃え殻の最新作「すべて忘れてしまうから」のPVが公開

2020/06/26 18:21 配信

芸能一般

7月24日(金)にベストセラー作家・燃え殻の最新作「すべて忘れてしまうから」(扶桑社)が発売されるのを記念し、俳優の岡山天音山田愛奈瑛蓮らが出演するスペシャルPVが公開された。

燃え殻は完成したPVについて「この映像には自分が伝えたかったことすべてが、映り込んでいる気がします」とコメント※提供写真


ベストセラー小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」(新潮社)の燃え殻による第二作となる本作は、燃え殻が「自分はとにかく忘れっぽい方で、できるだけメモを取るようにして生きてきました。

忘れっぽい自分が書き記した思い出、匂い、出会った人たちが、このたび一冊の単行本になります。新宿、渋谷、路地、波の音、ネオンサイン。連載のテーマは断片的回顧録」と語るように、自身の日々の体験を基に、いつか忘れてしまう、でもずっと心のどこかに留めておきたい記憶の断片を、抒情的に、時にユーモラスにつづっている。

装画は「おしゃれ手帖」「ギャラクシー銀座」などで知られる漫画家・長尾謙一郎が描いている。

そして今回公開されたPVでは、東京・新宿の街並みや波の音、ネオンサインなどとともにはかなげな世界観が収められている。

メガホンを取った森義仁監督は「長尾謙一郎さんの言葉では表現しづらいイラストとあいまって、人生の見落としていたものが浮遊しているような感触を持って読みました。そういうちょっとカタチにしづらいことを映像化したいなと思い、アイデアを考えました」とアピール。

また、PVに出演する岡山は「普段からなじみのある都心部での撮影でしたが、その場所への印象が塗り替えられていくような、何とも不思議な時間でした。日々の中に落ちているキラキラに目をこらすきっかけをもらいました」とコメントしている。