主戦場はYouTube?デビュー15年、オリラジが今「最高に仲が良く面白い」ワケ

2020/06/29 12:00 配信

芸能一般

現在のオリラジの面白さ「ここ5年くらいでようやく…」


【写真を見る】2017年、7年ぶりに宣材写真を撮り直したオリラジ比較画像※画像は藤森慎吾(fujimori_shingo0317)公式Instagramのスクリーンショット


藤森は、かつて「芸人交換日記」という番組内の企画で「あっちゃんが嫌いだった」と告白している。「武勇伝」でブレイクした頃、実力が伴わない仕事量と周囲からの期待に耐え切れずストレスがたまる中、中田からも日々厳しく叱責され、「口もききたくなかった」と。

ラジオの生収録中につかみ合いのケンカになったことも有名な話だ。

ところが今は、YouTubeでのふたりのトークからは、お互いを認め、リスペクトし合っている様子が見てとれる。

中田が自身のチャンネル・YouTube大学で「藤森慎吾の『スゴイ!』と思うところBEST5」を発表しているが、1位に挙げたのは「ツッコミ」。

「僕はただ生きていたら基本的にみんなに何かしら戸惑われたりするタイプ。やることなすこと常軌を逸している。それを笑いに変えてくれるのが藤森慎吾のツッコミ」だと、相方に最大級の賛辞を送っているのだ。藤森のツッコミを「自分にだけ効くクスリ」だとも。

対する藤森も、「あっちゃんのセンスはデビュー当時から完成されてる。僕がうまく第3者に伝えられていなかった。ここ5年くらいでようやくあっちゃんのボケを捕球できるようになって、相方にのびのびやってもらえるようになった。だから今、より(中田のボケが)面白い」と語っている。

また、中田が自身のチャンネルで漫画『SLAM DUNK』をプレゼンすれば、藤森も2月に開設した自身のチャンネルで同作品をラップで紹介するという、同じコンテンツについて違う魅せ方をするコラボ企画を行っているのも面白い。どちらかを見たらもう一方も気になって見たくなる、というWin-Winの仕掛けだ。

現在の単独での仕事ぶりを見ればわかる通り、得意分野や強みがまったくが違うふたりだからこそできる見せ方だろう。