韓流、華流の次は「タイ流」!? 知ったら必ずハマると噂のタイドラマの世界<『2gether』日本配信決定>

2020/06/30 14:00 配信

ドラマ

2.絶対にハマる作品に出合える!?質の高いタイドラマの数々


タイドラマは『2gether』以外にもたくさん。屋台やお店での食事がおいしそうなのも見どころのひとつ提供:コンテンツセブン/(C)GMMTV


『2gether』が終わったあと、多くの人がハマっているのが次なるタイドラマ。何を隠そう、タイではBLドラマが一大ジャンルを築いていて、年間多くのBL作品が制作されているのだ。どんな人でも必ず琴線に触れる作品があるのではと思えるほど、とにかくさまざまタイプのBLドラマが作られている。

タイドラマ『SOTUS』でアーティット役を演じたKrist(左)とコングポップ役を演じたSingto(右)※画像はSingto(__singto)公式Instagramのスクリーンショット


有名なのは『SOTUS』。「タイBLの金字塔」と言われており、続編となる『SOTUS S』『Our Skyy』も制作されている。

「Seniority(尊敬)」、「Order(秩序)」、「Tradition(伝統)」、「Unity(団結)」、「Spirit(思いやり)」の頭文字をとった“SOTUS“という校内システムが存在する大学の工学部を舞台に、新入生のコングポップと、新入生の教育を担当する3年生のアーティットの恋愛を描いた作品だ。

ドラマ撮影中のオフショットをInstagramで公開※画像はSingto(__singto)公式Instagramのスクリーンショット


序盤は、後輩をしごく昭和の鬼軍曹のようなアーティットに耐えられず「本当にこれはふたりが結ばれる話なのか!?」と頭を抱えたくなると思う。だがそこは耐えて見続けてほしい。コングポップとアーティットが次第に仲を深めていく様子が実に丁寧に描かれており、最後には幸せな笑みを浮かべながらタイに向かって祈りを捧げたくなること請け合いだ。

ファンの間で「心臓に毛が生えている」と称されているコングポップの強気なSキャラと、先輩に甘えるときの子犬キャラのギャップ。そして鬼軍曹のアーティットは、実はピンクミルク(タイで人気の甘いピンク色のドリンク)が好きで繊細な乙女のような一面がある…と、ギャップ好きにはたまらないカップルでもある。

作中の同級生たちとのオフショットも※画像はSingto(__singto)公式Instagramのスクリーンショット


他にも、彼らの仲間たちとの関係性や、同級生カップルのもどかしい恋愛模様も描かれ、普遍的な友情、恋愛を描いた学園ドラマの傑作となっている。

タイには『SOTUS』をはじめ、日本でも有料チャンネルにて視聴できる『Until We Meet Again~運命の赤い糸~』や『Love By Chance』など、面白い作品がまだまだ山のようにあるので、『2gether』をきっかけにしてタイ沼から抜け出せなくなる人が続出している。