音事協プロデュースのバーチャルアイドル「Portraits」がデビュー 肖像権・パブリシティ権の大切さ啓蒙

2020/06/30 05:00 配信

芸能一般

日本音楽事業者協会がプロデュースするバーチャルアイドルグループPortraits

一般社団法人 日本音楽事業者協会(音事協)が、肖像権・パブリシティ権啓蒙キャンペーンの一環として、バーチャルアイドルグループPortraits(ポートレイツ)をプロデュース。デビュー曲「アフタースクールフィーバー」の楽曲・MVを公開すると発表した。

Portraitsは、ネット上で活動する男性4人組のバーチャルアイドルで、りゅうせー氏(イラスト/MV動画制作/作詞)をはじめ、ネットミュージック界の人気クリエイターが制作に参加。メンバーはソロユニット「Privacy」として活動していた大鳳肖を中心に、ジュニア選抜ユニット「Publicity」の小鳥遊商、七瀬鑑、マイケル・宣・オリバーの4人で、自らも肖像権の侵害にあったことがきっかけとなり2020年よりネット上での啓蒙活動を開始したという設定となっている。

肖像の意味を持つportraitをグループ名に、メンバーの名前に肖像権の「肖」、パブリシティ権利用の三要素(商品化、鑑賞目的、宣伝利用)である「商」「鑑」「宣」をそれぞれなぞらえている。

デビュー曲の「アフタースクールフィーバー」は、学生生活の中で肖像権やパブリシティ権侵害に加担してしまうことへの暗示と、それら権利の大切さを気付かせる内容。全国約10,000校の全中学校に配布される教材ポスターでPortraitsのデビューを告知し、同時にデビュータイトルとなる楽曲「アフタースクールフィーバー」がYouTubeに公開される。

また楽曲拡散のための参加型企画”歌ってみたキャンペーン””ハッシュタグキャンペーン”と、参加者から抽選でポスタープレゼント企画も実施される。