――タイトルの“ダンジョン”と“UME”という組み合わせは、大阪や関西在住の人たちはやっぱり“梅田”を思い浮かべたりするんですか?
全員:おぉ〜!
春名:すごい! 実はそうなんです!!
堀:大阪の梅田にある地下街は大きくて入り組んでいて、ダンジョンみたいに複雑なんです。その地下街の複雑さと恋愛の複雑さをかけた曲になっています。だから、「UME」は梅田の“梅(UME)”にもなりますし、“あなたと私”という意味の”you & me“にもなるんです。
堀:“地下鉄で”とか“工事中で彷徨う”とか、まさに梅田地下街を想像しながら聴ける部分があるんです。梅田地下街で工事があると、その道しか知らないので本当に困るんですよ(笑)。
清井:身近な場所なんですけど、迷っちゃいますね。
彩木:東京にも大きな地下街があると思うんですけど、スッキリしてるイメージなんです。でも、梅田は複雑でやっぱり雰囲気が違います。
堀:うん、身近なのに全貌が掴めてないというのも恋愛っぽいですよね。
――MVはMVで独特の世界観が。
清井:私たちがギターのアンプの擬人化をされていて、雪男が出てきます。
堀:最初、「どういうこと?」ってビックリしました(笑)。未確認生物の雪男さんがギターを弾いて、私たちがその音を表現するという映像になってるんですけど。
彩木:ファンタジー感があります。
堀:短編映画みたいな作品になってるんじゃないかなって思いますね。
春名:衣装も気に入ってます。前作の「もっともっともっと話そうよ -Digital Native Generation-」はパステルカラーの明るい衣装だったんですけど、今回はヴィヴィッド系の色で光沢のある衣装なので大人っぽい感じになってます。あと、近未来感のあるスペイシーな衣装もあるので、それぞれ違う雰囲気を感じてもらえると思います。
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