――収録を終えた今の率直なお気持ちは?
“やっぱりな!”ですね(笑)。私は「脱力タイムズ」のファンなんですけど、今回のオファーをいただいたとき、ちょっと不思議だったんですよね。私が女優さんの枠に座れるわけがないし、芸人さんの枠もおそれ多いし、一体どういう役割を求められてるんだろうって。そしたら、「女優枠です」って言われて。だから今日は、若干疑う気持ちでスタジオに来たんです(笑)。
――今年の上半期のニュースに関する事前アンケートも、しっかり書かれたそうですね。
そうなんですよ、みっちり書きましたよ!ニセモノの台本も、ちゃんと全部覚えちゃったし。それでまた、このニセの台本がよくできてるんだ!(笑)
――本番中も「台本と違う」とこぼしてましたね(笑)。
初めのうちは、台本にないことが起きても、私とは関係ないところだから気にしなくていいのかな、なんて思ってたんですけどね、番組が進むにつれて、「ん?なんか臭いな」って、におってきて(笑)。
――収録が終わった途端、「私、大丈夫でした?」としきりに心配されていましたが。
なんか、自分の役割に気付くまでに時間がかかっちゃったんですよ。気の利いたリアクションもあんまりできなかったし。最初しばらく、「ん?ん?」ってなっちゃいましたからね。その顔、しっかりカメラに抜かれてると思うんですよ。怖いなぁ…。本当に今日は、後悔することだらけで。だから今、すごく心配なんです。みんなに「あいつ全然ダメだったな」って言われてるんじゃないかって。
――いえいえ、スタッフはみんな大絶賛でしたよ。
さっきも、製作総指揮の(名城)ラリータさんが、「面白かった」って声を掛けてくださったんですけど、「でも、本当に真面目な人だよね~」って(笑)。確かに、要らない真面目さが出てましたよね。素をさらけ出しちゃったかもしれないです。
――では、視聴者に対して“ここが見どころ”というポイントを…。
情けないですが、私自身に見どころはありません(笑)。強いて言うならば、私のリアクションが普段のコッテリ系と打って変わって、ガチすぎて動揺がダダ漏れ、バラエティーのリアクションとして0点なところです(笑)。「うわっ、やられた!」っていう決定的瞬間もなく、ぬる~っとシフトしていく感じというか、じわじわと時空がゆがんでいくあの感じを一緒に感じて楽しんでいただけたらと祈るばかりです(笑)。別府さんまわりにも色んな驚きがあり、構成そのものが素晴らしくて、そこが1番見どころです。
――では、再び「脱力タイムズ」の出演オファーが来たら?
もちろん、リベンジしたい気持ちもありつつ、怖さもあります。また同じパターンだったらいいんですが、絶対に同じ仕掛けはなさそうだし。ただ、本当に大好きな番組なので、また呼んでいただけるならそれだけでうれしいので、その時のために腕を磨いておきます!
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