TPD橘二葉×林希“コンビ”対談(後)「TPDのメンバーは何やるんやろうな?」

2020/07/04 07:00 配信

アイドル インタビュー

ラブリーな橘二葉撮影=コザイリサ


橘「とても疾走感のある曲」


――そして、TPDは結成7周年&CDデビュー6周年。先日配信された新曲「eyes」の聴きどころは?

橘:今回の「eyes」という曲は平塚競輪さんのイメージソングにもなっているんです。選手の皆さんや観客の“目線”という意味で「eyes」というタイトルにさせていただきました。

林:いや、あんたがしてへん! 別にタイトルは決めてないやろ(笑)。

橘:「意気込んで」という歌詞が出てきたり、とても疾走感のある曲になっています。振り付けもすごく勢いがあるんですよ。

林:わりかし激しめだよね。

橘:競輪をイメージした疾走感です。

林:さっきから「疾走感」しか言ってないやん。

橘:(笑)。振り付けの中には指で「目」を表現するところもあって、選手がゴールを目指す目線、応援する観客の目線、いろんな“視線”がテーマになっています。

何かを頑張っている方の背中を押すような歌詞がいっぱい出てくるので歌いながら自分自身を鼓舞しています。

――少しずつですが、エンタメ業界も動き始めました。今回の公演が決まるまでに苦労したことはありますか?

林:正直、できるのかどうか不安を感じたまま始まったんです。もし、中止になっても来年同じメンバーでやりたいと思っていたので「とにかくやれるところまで頑張らせてください。ギリギリまで稽古させてください」って言ったら誰もノーと言わず「やりましょう!」って言ってくれたんです。すごくうれしかったですね。

5月はオンラインで歌の稽古をしたんですけど、結構順調に進みました。本読みもオンラインでできましたね。だから、みんなと集まった時は立ち稽古から始まりました。

――皆さん、セリフも入った状態で?

林:入ったかどうかは、分からないですね(笑)。

橘:そうですね。何となくつかんだ感じで稽古できました。

――ちなみに“StayHome”期間中は何をしていましたか? 

橘:私は「梨泰院クラス」を見ていました。

――今流行りの韓国ドラマですね。

橘:あまり韓国ドラマにハマることはなかったんですけど「愛の不時着」と同じぐらいみんなが見てるっていうから流行りに乗ってみようかなと。

そんな軽い気持ちで見始めたらハマってしまいました。あとはTiktokでダンスをやったり自炊をしたり。

――料理のレパートリーは増えましたか?

橘:クックパッドを見ながらフレンチトーストを作りました。

林:おいしかった?

橘:めっちゃおいしかったです! あとは煮物。

――ずいぶんレパートリーに幅が。

林:フレンチトーストから煮物に行くんや。

橘:いろんな野菜を煮込んで、アルミホイルをかぶせて。

林:落とし蓋もやったんや。

橘:ちゃんとやりました。ずっと煮込んでいました。今まであまり自炊をする時間がなかったので、今回のStayHome期間中に腕を上げました。

林:ホンマかなぁ。今度作ってきて。

橘:あっ、は、はい。機会があれば(笑)。

林:絶対作らんやろ。

――林さんは何をしていましたか?

林:私はもっぱらリモート飲みですね。家にいてすぐ寝られると思うから、もうみんなヘベレケなんですよ。あとは、海外ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」を見ていました。

残酷なシーンも出てくるので、最初はちょっと気持ち悪いな苦手やなって思っていたんですけど…気付いたらシーズン6(笑)。完全にハマりましたね。

本当に“コンビ芸”のようにトークを展開!撮影=コザイリサ


――では、最後にメッセージをお願いします!

林:こういうご時世で、不安を抱えながら来てくださるお客さんもいると思うので、舞台を見て笑顔と元気を持って帰ってもらえたらなと。今、私たちがやれることはそれだけです。それと新作なので、どうかお客さんも温かい目で観ていただいて一緒に作り上げてもらえたらうれしいかなと思います。

橘:自粛期間が長かったのでストレスを抱えていらっしゃる方がたくさんいると思います。今回の舞台を見て楽しんでもらって、少しでもストレスを発散していただけたらいいなと思っています。

林:劇場に行くのが不安でチケットを買うかどうしようか迷っている方もたくさんいらっしゃると思いますけど(中目黒)キンケロ・シアターさんがいろいろ配慮してくださって、人と人の間にビニールを挟んでくださっているので、安心して見に来ていただけたらなと思います。よろしくお願いします!

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