本作では、次代を担う気鋭のクリエーター・吉野耕平が長編映画初監督を務めた。
吉野監督の演出について聞かれると、深川は「この作品はすごくCGがたくさん使われていて、台本を読んだ時に『どうなるんだろう』って想像していたシーンも、出来上がったものを見たら、監督の頭の中には最初からこの世界が広がっていたんだな、ってビックリして…。
この世界観ってあんまり今までの映画ではないと思うので、本当にたくさんの方に見ていただきたいなと思います」と、そのセンスに脱帽していた。
また、初共演の中村の印象については「今回が初めましてだったんですけど、本当につかみどころがなくて、でも、行動と言葉が予測できなくて、ポッと言った言葉がすごく現場を和ませてくださったりとか、緊張をほぐしてくださったりとか、優しいお兄さんという感じです」と、敬意を込めた。
それに対し、中村は「“火曜日”(役)でやっていたんで、火曜日にとって瑞野(深川)は憧れのお姉さん的な感じで、たぶん僕の方が年上ですよね? でも、お姉さんな感じがしているんですよ、ずっと。その“お姉さん”に『お兄さん』って言われて混乱しています」と照れ笑いを浮かべた。
そして、“火曜日の僕”がルーティンを大事にする人だということにちなみ、ルーティンについて聞かれた深川は「朝にカフェオレを飲むぐらいですね。目が覚めて、シャキッとするんで。自分で淹れます。インスタントのやつなんですけど…」と語ると、中村は「それはすごい。ルーティンですね。僕はないんですよね…世界平和について考えるぐらいで…」とボケる。
しかし、会場の空気を察し「すいませんね…映画のスタッフしか笑ってない…(笑)」と残念がっていた。
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