――最新作のメインゲスト・石倉三郎さんとの共演はいかがでしたか?
石倉さんとは昔よく一緒に仕事をしていたので、もうツーカーの仲です。彼こそ、“おかしな”男でねぇ…(笑)。
昔、ドラマで共演していたとき、私が五十肩になっちゃって、石倉さんから「情けないなぁ」なんて笑われたんですよ。でもロケバスで衣装替えするとき、なぜか石倉さんが乗ってこない。どうしたのかと思ったら、実は石倉さんも五十肩で着替えができなかったんですよ。
私にバレたとき 「あ!見つかっちゃった!!」ってすごく恥ずかしそうにしていて…。そういう面白い男なんです(笑)。
そのくせ、大真面目で難解な舞台に出たりしてね、やっぱり芝居が大好きなんでしょうね。
今回も、人生がうまくいかない男を、その“おかしさ”で味わい深く演じてくださいました。気心が知れている分、安心感もありましたね。
――イリュージョンのシーンもありましたが、ご覧になって感想は?
イリュージョンのシーンを実際に見せてもらいましたが、本物のマジシャンではなく役者さんが演じていることにビックリしました。
よくあそこまですごいマジックができるなと感心しました。かなり練習してくださったんだな、と頭が下がりましたね!
――本作のみどころを教えてください!
このシリーズは、“娘のほうが親父よりもず~っとエライ”というシチュエーションが、いちばん“おかしな”ところ。
親子であることがまわりにバレないようにしなくちゃ…という緊張感があるのに、ついうっかり娘に「おい!」なんて言っちゃいそうになるところが面白いんじゃないですかね(笑)。
今回は、そんな鴨志田と真実の関係と、石倉さんと前田亜季さん演じる父娘…その2組の親子関係がどことなく重なって、「おかしな刑事」ならではのストーリーになっていると思いますよ!
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)