この作品のお話を最初に頂いた時、ぜひやってみたい!と強く思いました。
実話に基づいた作品というのは経験がなかったし、元々こういう1人の人間の歴史のようなものを演じてみたかったので願ってもないチャンスだと思いました。
また、お芝居の中で坊主(丸刈り)になるというのは光栄なことで、今回こうして作品を通して自分のやってみたいことができているというのは幸せなことだと思います。
坊主になってから頭が芝生みたいに気持ちが良くて1日5回は頭をなでています(笑)。
今は気が付くと、別の取材でうまく笑えなくなっているほど、無意識に役に入り込んでいます。僕が演じるこの作品の主人公の繊細な心情の変化を丁寧に表現できたらと思っています。
ご本人とも当時どんなことを感じていたか、摺り合わせさせていただき、監督とも意見交換をしながら真摯(しんし)に役に向き合えているので、今から公開が楽しみですし、皆さんにもぜひ、この髪形の変化だけでなく、作品のメッセージをしっかりと届けられたらうれしいです。
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