そして、ニキにも試練が訪れた。
12人の“アイランダー(I-LANDに入場が許された者)”と11人の“グラウンダー(グラウンドで再起を狙う者)”が決定すると、すぐに最初のミッションが言い渡された。それは、7日間で課題曲の振り付けと歌を完璧にマスターし披露するというもの。1番から12番まで不公平に振り分けられたパートは、メンバー自身が話し合って決めなければならない。
評価はプロデューサー・ディレクター陣によって行われ、平均点に応じて脱落する人数が決定する。その分、グラウンドにいるメンバーが浮上するシステムだ。
過酷なルールに衝撃を受けるアイランダーたち。しかし、残された時間は少ない。12人は「最初からオーラがあった」とプロデューサー陣からも一目置かれるイ・ヒスンを1番(センター)に決定。すぐさまヒスンを中心に練習をスタートした。
しかし、完成度を高めたいばかりに厳しいやり方を貫くヒスンについていけないメンバーが続出。重くなっていく空気にヒスンは「少し出しゃばったかもしれない。個人的に、センターは僕じゃない方がいいと思っている」と1番を辞退。ダンスの得意なニキが代わって1番を務めることが決まった。
やがて、今度は1番の歌唱パートを歌いこなせないニキにメンバーの不満が増殖。プロデューサー・RAINからも「ニキは音程の練習をもっとはっきりした方がいい。1番(センター)なんだよ」と厳しく指摘されたことで、メンバーたちにもニキにも迷いが生じていった。
メンバー同士ですべて決めなければいけない「I-LAND」の過酷さが浮き彫りになる中、ついに訪れた運命のテスト当日。
センターにスタンバイしたのは、ニキだった。その雄姿に、スクリーンで見ていたグラウンドの11人からは歓声が上がり、タキは「ニキだ!ニキだ!ニキがセンター!」と大興奮!
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