一方、現・ドレスコーズの志磨遼平を中心に結成された毛皮のマリーズは、ガレージ・パンクから王道のロックンロール、オーケストラを盛り込んだ壮大なサウンドまで、作品ごとに大きく音楽性を変容させながらファンを増やしていったロックバンド。
2011年をもって解散となったが、そんな彼らが2009年8月3日に新宿レッドクロスで行った「360°完全開放GIG」を全編公開。その名の通り、ステージ上ではなく360度を観客に囲まれた中で演奏した彼らが巻き起こす、異様なまでの熱狂は一見の価値ありだ。
なお、今回の2つのライブ映像は、YouTubeのスーパーチャットでの配信のみとなり、アーカイブは予定していないとのこと。それぞれ当日夜10:00からの限定公開となるため、くれぐれも見逃すことなくライブ映像を楽しもう。
とにかく見てほしいです。ライブハウスってこんなにも活気がある場所だったのか。と、改めて驚きました。客のバイブスは超高いのに誰もスマホを掲げていない。そして、バンドの演奏をすんなりと終わらせてはくれない歓声の嵐。
この映像を見て、もちろんズレテルズ自体もすごいけど、なにより観客が一番狂ってると思いました。早くライブハウスや世の中が元の状態に戻ることを祈ってます。色々と問題が山積みですが、この映像が少しでも皆さんのエネルギーになったら嬉しいです。
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