すべては爽への復讐のため。幸せな結婚生活を奪い、打ち込んでいた仕事を奪ってもなぜまだ爽への復讐を続けるのかと聞く寺嶋に「あの女が私の人生を踏みつぶしておきながら、今ものうのうと生きてるからよ」と答えた瑠衣。爽をそこまで恨む理由はまだ明らかになっていない。
そして第6話最大の衝撃は、瑠衣に力を貸していた編集部アルバイト・寺嶋の素性。彼は、かつて一真がさんざん裏切り、妊娠していることを知りながら捨てるように離婚した元妻・弥生(智順)の弟だった。
秋山の血のつながらない妹で、何らかの理由で爽を憎む瑠衣。そして、一真の元妻の弟で一真を憎悪する寺嶋。すべては、この二人が手を結んだことから始まっていた。
“ドロ”要素てんこ盛りだった第6話だが、“キュン”要素にも新展開。秋山と美和子の馴れ初めが明かされたのだが、「秋山さんのことが好きです」と告白した美和子に対し、秋山の答えは「ごめん。ずっと忘れられない人がいるから…」。秋山は、別れたあともずっと爽を忘れられずにいたのだった。
それに対し、爽も秋山が心の支えであることを一真に告白した。「彼が心の支えだったのは事実。でもカズくんと結婚したなら、それ以外の人には触れない。それが私の正義だった」と打ち明けた爽。どこまでも真っすぐで正しい爽のこの言葉が、すべてに投げやりだった一真を変えていく。
ここにきて主要人物の“嘘”と“裏切り”の全容が明らかになってきた「ギルティ―」。「点と点がつながってきた」「裏切りがどんどん明らかになって気持ちいい!」と“沼”にハマる視聴者続出で、Twitterでは放送中に「#ギルティ」がトレンド急上昇ワード入りする反響を呼んだ。
続く第7話は、7月16日に放送する。一真は、「自分がまいた種だから」と寺嶋と元妻・弥生に会いにいくことを決心。やってきた一真を前に、寺嶋はナイフを突きつけ「社会的に死ぬか?今この場で死ぬか?」と究極の選択を迫る。一方爽は瑠衣のマンションを訪ね、瑠衣に向かって妻として一真を守ると宣言する。
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