テレビ朝日系で、'10年10月クールに放送された米倉涼子主演ドラマ「ナサケの女」のスペシャルがことしの冬に放送されることが分かった。「脱税するやつは、日本の道路を歩くな!」という名ぜりふとともに国税局査察官・松平松子(米倉)が 帰ってくる。
同ドラマは、東京国税局査察部を舞台に、誰にもまねできないような大胆な手法で脱税者を追い詰める女性査察官・松子の活躍を描く、'10年に放送された連続ドラマのスペシャル版。疑惑の相手に内偵調査するシーンが見どころの1つで、連ドラでは“セクシーすぎる海女”や“美しすぎるキャディー”、“妖艶すぎる農婦”など、さまざまなコスプレに挑戦してきた。
今回のSPでは、国家の根幹を揺るがす脱税者を容赦なく摘発する松子が、聖域とされる医療を巡る巨額脱税のからくりに挑むが、今回は思わぬ難敵“恋”が松子の前に立ちはだかる。“脱税の摘発”か、それとも“女の幸せ”か、悩んだあげく松子はついに“白無垢”に袖を通すことに。ニューハーフ・パブを内偵中の松子は、店からだけでなく、客である大病院長の娘からも汚れた金の匂いを嗅ぐ。松子はしばらく両者を泳がせてから、一気に摘発すべきと提案するが、査察部はニューハーフパブへの即時ガサ入れを決行。反抗するニューハーフに暴行を受け負傷した松子は、その大病院に搬送され、ある人物と運命の出会いを果たす。
白無垢姿を初披露した米倉は「『ナサケの女』の共演者とは本当に気が合うので、また同じメンバーでドラマを作れることになって、撮影がすごく楽しみです。今回も松子は踊ったり、コスプレ風のことをしたり、さらには連続ドラマではなかった女としての心境をのぞかせたりと大活躍します。暑くて重い白無垢にも挑戦していますので、ぜひ楽しみにしていてください」と意気込みを明かした。
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