フジテレビ系で毎週木曜深夜0:45から放送されているアニメ「うさぎドロップ」のオープニングテーマ「SWEET DROPS」を歌うPUFFYが、9月1日(木)放送の第9話にりんとコウキが通う学童保育の指導員役でゲスト声優として出演することが決定した。
このアニメは、独身男の主人公・河地大吉が、祖父の隠し子・りんを急に育てることになり、右往左往しながらも、次第に2人が家族として成長していく姿を描くハートフルストーリー。
今回は、アフレコ収録を終えたPUFFYの2人にインタビューを行い、アフレコの感想や作品への思いなどを語ってもらった。
――オープニングテーマを担当することが決まった時の感想はいかがでしたか?
大貫亜美(以下大貫)「今までも好きな漫画が『アニメや映画になります。主題歌どうですか?』って言っていただくたびに思うんですが『こんなに光栄なことはないな…』と。その作品には、たくさんファンがいて、その中にミュージシャンもたくさんいる中で、主題歌をやらせていただくというのはすごく光栄ですし、大好きな原作があってのことなので、本当にうれしいです」
――オープニングテーマの「SWEET DROPS」はどんな曲ですか?
吉村由美(以下吉村)「自分たちの中の『うさぎドロップ』をイメージしました。『女の子が聴いてキュンとなるような曲がいいな」という思いから、真っ先に候補に挙がった鈴木祥子さんにお願いをして、祥子さんといろいろ話をして、あまり子供っぽい意味での女の子じゃなく全ての女の子(女性)がキュンとなればいいなという思いで作った曲です。自分たち史上、ものすごくかわいい曲になったんじゃないかなって思ってます」
――声優として出演することが決まった時はどう思われましたか?
大貫「『なるべく作品の足を引っ張らないように…』といろいろ考えました(笑)」
吉村「まったくその通りですね(笑)。『大丈夫かな? あの世界観に私たちが入って…』と思いました。好きだからこそ(世界観を)壊さないようにと…」
――実際にアフレコをやってみて、いかがでしたか?
大貫「ちょっと(世界観)壊しちゃったよね(笑)」
吉村「ちょっとかなぁ…。放送日にお茶の間で『ズコッ』って声が聞こえると思うんですけど…(笑)。でも、きょうはいちファンの心理として作品に参加できた喜びをかみしめて寝たいと思います(笑)」
――ご自身のキャラクター画像を見た感想は?
吉村「(役が)学童保育の指導員1と2なんですが、雰囲気は亜美というキャラクターと、由美というキャラクターにすごく寄せていただいてました。見て、どちらが亜美でどちらが由美かというのは分かってもらえると思います」
――アフレコ収録に参加して一番難しかったことは何ですか?
大貫「やっぱりタイミングですね。キャラクターのしゃべりだすタイミングと、自分がしゃべりだすタイミングに合わせて本を読まなければならないっていうのが…。目線の置き場が難しいんですよ! 『慣れますよ』って言われたんですけど、全然慣れない…(泣)。慣れないまま、慣れる気配も見せずに終わっちゃっいました(笑)」
――出演された回の見どころを教えて下さい
大貫(吉村に)「まず言っておこう!」
2人「PUFFYが出ているところです!!(笑)」
大貫「あとは全部なんですが、コウキがちょっと寂しい状況になって、リンと大吉が一緒に声をそろえて助けてあげるシーンがあって、そのシーンを見ながら声優さんたちの声を聞いていると、ちょっとほっこりしました」
――最後に視聴者の方に一言お願いします
吉村「私たちが出た回はさておきですけど(笑)。私としては、すごく原作が好きで、アニメの質感や色彩もすごく合っているところがいいなって思っています。それをイメージして自分たちも曲をやっているので、自分の中では『すごくはまってるんじゃないかな』って思っています。だから、それらを全部ひっくるめて『素敵だな』って思っていただけるとうれしいです!」
大貫「この作品は、私たちと同世代の人たちや、女性の方にとても響くと思いますし、一方で、『大吉の在り方』が、今の男性にも見てほしいところでもあるので、男女問わず楽しみにしていただけたらと思います。きっと、楽しいだけじゃなくちょっと考えさせられる作品ですので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいですね」
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