欅坂46、初の無観客配信ライブ開催! キャプテン・菅井友香「新しいグループ名となり、生まれ変わります」

2020/07/17 07:34 配信

アイドル

【写真を見る】欅坂46にとってラストシングルとなる新曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」を初披露撮影:上山陽介


欅坂46、5年間の歴史に幕!


熱いパフォーマンスの後、メンバー全員が登場。キャプテン・菅井友香が息を整えながら、ここまで視聴してきたファンへの感謝を述べ、真っすぐにカメラを見据え「ここで、私たちから皆さまにお伝えしたいことがあります」と前置きしてから語り始めた。

「私たち欅坂46は、5年間の歴史に幕を閉じます。そして、欅坂46とは前向きなお別れをします。10月に予定している欅坂46のラストライブにて、その活動に区切りをつけさせていただきます。そして、新しいグループ名となり、生まれ変わります」と発表。

菅井は、この決断をすぐに受け入れられるメンバーばかりではなかったという。

欅坂46に対するに強い思い入れを持ち、大好きな欅坂46をずっと守ることができたらと考えて活動してきたという彼女は、「グループとしてもっともっと強くなるための決断だと、今日までスタッフさん、メンバーと話し合った結果、今は思いを決めています」と心境を述べる。

そして、「欅坂46だからこそかなえられた夢が、たくさんありました。今ここにいないメンバー含め、応援してくださった皆さまがいたからこそ、かなえられたことがたくさんあります。心強いメンバーやすてきな楽曲、クリエーターチームの皆さま、そして数えきれないくらいの応援してくださる皆さまと出会えたことは本当に誇りです。欅坂46に出会ってくださって、好きになってくださって、支えてくださって本当にありがとうございました」と涙ながらに感謝。

たくさん楽しい思い出もあった一方、悔しい思いもたくさんしてきたとも話し、「この2年は特に、出口の見えないトンネルの中をさ迷っているような状態だったと思います。思うように活動できず、皆さんの期待に応えられていないんじゃないなって思う日もありました。メンバーの卒業、脱退も続きました。グループの名前が1人歩きして、耳を塞ぎたくなるようなことに悩まされた日もありました。欅坂を好きだと思えば思うほど苦しくなり『こうしなければならない』と考えれば考えるほど執着が生まれた気がします」と正直な胸の内を告白。

さらに、「グループとして強くなるために、新たなスタートを切り、もう一度皆さんとたくさんの夢をかなえていけるように頑張りたいと思っています」としっかりとした口ぶりで語る。

「ここからのリスタートになるので、相当なイバラの道が待っていると思います。でも、色のない真っ白なグループを皆さんと一緒に染めていけたらいいなと思っています。培ってきた経験がきっと私たちを鍛えてくれています。それを信じて、新たに強く強いグループになることを約束いたします」と宣言。

「私たちに期待していてください。これからも私たちの応援、どうぞよろしくお願いいたします」という彼女の言葉に続き、メンバー全員が「よろしくお願いします」と頭を下げる。

副キャプテン・守屋茜の「最後にお届けする曲が、欅坂46ラストシングルとなります。聞いてください」という言葉の後、スクリーンにはグループの歴代アーティスト写真が映し出され、メンバーは鉄骨子のステージで新曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」を初披露。

欅坂46の全てを伝えようとするかのように、28人全員が力の限りのパフォーマンスで、ライブをフィナーレへと導く。メンバーの姿を捉えたカメラがアウトロとともに勢いよくフレームアウトし、そのまま会場奥のシャッターを抜けてメンバーの姿が見えなくなると、欅坂46のロゴが浮かび上がるシャッターがゆっくりと閉じ、配信ライブは幕を閉じた。

なお、初披露となった新曲「誰がその鐘を鳴らすのか?」は、8月21日(金)に欅坂46の最後の楽曲として配信リリースが決定している。