実は<I-LAND>内には、秘密の“プロデューサールーム”が存在する。<I-LAND>内の各所に仕込まれた合計37の定点カメラ映像がすべてチェックできるSF映画の“指令室”のような空間で、RAINやZICOはそこで志願者たちのトレーニングの様子から普段の生活ぶりまでをつぶさにチェックしている。
そんなプロデューサールームで顔をそろえたRAINとZICO。Big Hit代表でRAINやBTSを育てたプロデューサーのパン・シヒョク氏や、BTSの振付/パフォーマンスディレクターのソン・ソンドゥク氏らとともに、志願者のパフォーマンスを審査する。
RAINとZICOが志願者たちに注ぐ眼差しは、一貫して本当の“お兄さん”のように温かい。
RAINはまず#1で「完璧じゃなくていい。毎日1%でも成長の可能性があるか、これが最も重要」と志願者たちのポテンシャルで評価する方針を宣言。
#2ではアイランダーたちに「兄貴として君たちの精神的な支えになりたい」「僕の前ではミスしたほうがいい。ミスを正して本番を迎えられるから」と語りかけ、プロデューサールームでほかの審査員から「音程が不安定」「表情に余裕がない」など厳しい意見が出される中で「一つ彼らをほめたいことは、教える先生がいない中、自分たちだけでパートを分けて振りも習得したこと」とアイランダーたちの努力を評価することも忘れなかった。
一方ZICOも、志願者に寄り添う姿勢が光る。#3では、高難易度のダンスに挑戦すらしていなかったアイランダーにソンドゥク氏が激怒。「最悪の、最悪の、最悪だ」と声を荒げると、ZICOは間を取り持つように「個人の実力ももちろん重要だけど、チームワークが悪いと何の意味もない」と語りかけ、アイランダーたちの意識改革を促した。
志願者たちにとって、このプロジェクトは孤独で過酷。降格者が決まると、降格されたメンバーもされなかったメンバーも涙を流す。そんな環境だからこそ、彼らに寄り添ってくれる二人のスターの存在は大きい。
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