また、雑誌「Hot-Dog PRESS」で1986年から開始した、読者の人生相談に答える連載企画「試みの地平線」についても言及。当初は半年で辞める約束だったが、読者からの相談が多数寄せられたため、結果16年続く人気企画になったという。
番組では、同連載企画になぞらえて、2020年版人生相談を行った。高校卒業後は就職をせずにYouTuberを目指したいが、親にも先生にも理解を得られないと悩む女子高校生からの相談に、「それだったら大いにやればいいじゃん」と北方氏。
「それもさ、面白がってやるんじゃないよ、苦しみ抜いてさ最後の顔を見せてやれよ。そうやって本気でやったものについてはなにかね、人がついてくるでしょ。遊びでやったら遊びのままだよ。何事だって本気でやれば、職業の種類なんてないよ。だからねYouTuberで食っていこうと思ったというのは、かなり独創的かもしれないから、それがね職業だって思わないで、“生き方だ”って思ったらね、そこまで思えたらちゃんとしたものになる」。
続けて「職業だと思って、お金稼ごうと思うだけじゃなくて、なんか物事をやる時に生き方だ、と思うんだよ。これが俺の生き方だ、あたしの生き方だ、って思ったら全然違うものが出てくるし、それを思ってるやつは他にいないからそこで一つポンと抜けられる」と熱心にアドバイス。
北方氏が「これ、人生相談の番組じゃないでしょ?」と笑いを誘うと、加藤は「いま、きっとためになってると思いますよ」と返答。又吉と共に聞き入っていた。
視聴者からは「北方先生の回答にしびれた」「人生相談もっとみていたかった」などの声が寄せられていた。
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