2019年のNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100」にも選出された、ハイ・コロラトゥーラ・ソプラノのオペラ歌手・田中彩子の、極上のオンライン・チャペルコンサートが、7月24日(金)、31日(金)の2週連続で配信されることが決定した。
第1夜となる24日は、讃美歌より「天使の糧」をはじめ、シューベルト、カッチーニ、バッハ/グノーのアヴェ・マリアなどが、第2夜の31日は、ヘンデルの「涙の流れるままに」、「グリーンスリーブス」、「夏の名残の薔薇」などの名曲が、100年にひとりの歌声と称される田中の癒しの歌声で、天から降りそそぐ。
ウィーンに住み始めて数年目の頃、まだまだ食べていけずギリギリの生活のなか、いつもさまざまな教会から演奏の機会をいただき、歌えたことは、本当に私にとって救いの手でした。
今年はウィーンに住んで18年が過ぎ、今回の予期せぬ新型コロナウィルスの影響により歌う機会がなくなったなかでふと、あの頃の教会での響きを思い出すことが多くなりました。
今回はオンラインでのつながりになりますが、チャペルからこのように、またみなさんの前で歌うことができることを、心からうれしく思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)