4人組ダンスボーカルユニット・Leadが、8月10日発売の18thシングル「HURRICANE(ハリケーン)」リリース記念イベン トを9日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザで行った。
'02年7月31日に平均年齢14.5歳で「真夏のMagic」でデビューしたLeadは、この夏で10年目に突入。イベントではリーダーの中土居宏宜が「今、なでしこジャパンがはやっていますが、エンターテインメントも負けてられません。バシバシ踊って日本を盛り上げます!」と力強く挨拶し、表題曲「HURRICANE」を含む4曲をパフォーマンス。今回のシングル限定盤の収録曲で、彼らが“いつかカバーをやるなら絶対この曲!”と決めていたという、アニメ「幽☆遊☆白書」のエンディングテーマ「アンバランスなKISSをして」も初披露した。さらに、彼らが得意とするアクロバティックダンスを取り入れたダンスコーナーでは、会場に集まった3000人から「わ~!」という驚きの声と拍手が何度も沸き起こっていた。
イベント後に4人は取材に応じ、新曲「HURRICANE」について「詞の内容は甲子園球児たちの熱い思いがテーマになっていて、熱いメッセージが込められています」(古屋敬多)、「頑張っている人たちへの応援ソングになっています。甲子園球児たちの熱い思いや諦めない思いを見ると感動しますし、スポーツはすごいと思います。でも、エンターテインメントも負けていないってところを僕たちも見せていきたいです」(宏宜)とPR。また、ステージで見せた華麗なアクロバットについて話題が及ぶと、ことし開催の舞台「タンブリングVol.2」で新体操部員を演じた鍵本輝は、「僕と宏宜(ドラマ版に出演)が『タンブリング』を機に新体操をやらせてもらって、どんどんできるようになってきました。これからはアクロバットもLeadの武器にしていきたいです」と意欲をのぞかせた。
また、10年目を迎えた心境を「デビューしたころは中学生や高校生で、初めてのことばかりでいろんなことがよくわかってなかったと思いますが、今は皆さんへの感謝の気持ちを込めてパフォーマンスしています」(宏宜)、「10年目を迎えて、皆さんに支えられていることを実感することがたくさんあるので、恩返ししていきたい」(谷内伸也)と感慨深げにコメント。「一番身長が伸びた?」と指摘された敬多は、「デビューしたころは(小さくて)マメみたいでしたけど、細長いマメみたいになってきましたね(笑)。ファンの方たちも僕たちと一緒に年を重ねてきていて、『ママになった』とか聞くと、元気になるんです。みんなそれぞれ目標は違うと思うんですけど、前向きに一緒に進んでいきたいですね」と、笑顔で語った。
8月12日(金)からは夏のツアー「Lead Upturn 2011~Sun×You~」もスタート。最後はリーダーの宏宜が「デビューも夏ですし、夏はみんな大好きなので、夏はLead! ということでお願いします。僕たちの力で少しでも日本を盛り上げていけるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」と締めくくった。
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