7月24日(金)に放送される「ららら♪クラシック」(毎週金曜夜9:00-9:30、NHK Eテレ)では、音楽家・渋谷慶一郎が登場し、音楽テクノロジーの進化の最前線を紹介する。
去年大きな話題になった“AI美空ひばり”。30年前にこの世を去った伝説の歌姫の復活は、彼女との再会を夢見るファンを喜ばせた。番組では、最先端テクノロジーを自らの作品に積極的に取り入れてきた渋谷と共に、AI、インターネット、人工生命など、音楽業界に押し寄せている新たなテクノロジーの実態に迫る。
紹介するのは、2019年にヨーロッパで話題になったAIプロジェクト「Dear Glenn」。1982年に亡くなった名ピアニストであるグレン・グールドが遺した100時間におよぶ音源から学習したAIは、どんな楽曲でも、グールドらしい表現で演奏することができる。今回は、“AIグレン・グールド”が、生前本人が演奏していない曲に挑戦する。
また、人間と機械が曲を奏でる「人工知能合奏システム」を取り上げる。AIが人間の演奏を瞬時に解析して、それに合わせて柔軟に演奏してくれることで、人間と演奏しているかのような体験が可能。今回は、AIを搭載したピアノとバイオリニスト・成田達輝が共演する。
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