本作は非常に重層的なストーリーになっています。主人公とヒロインの繊細なやり取り、彼らを取り巻くキャラクターがそれぞれに秘めた思惑、さらに前作から続く親子関係の変化など、映画館でご覧いただいた方は、人間ドラマの部分に注目してもう1回見てほしいです。また、「フードを被った男」は撮影でこだわった部分の一つです。「このフードの人物は演じているのは誰か?」の正解を探しながら見ると、さらに楽しんでいただけると思います。
千葉さんは座長としてのプレッシャーもあったと思いますが、撮影前に「緊張感を持ちながらもリラックスしてやりましょう」と話し合いました。クランクアップで流された涙からは、座長の責任を果たされた気概を感じました。千葉さんと白石さんが作品を愛してくれて、かつてないほどのプロモーションに励む姿は心強かったです。結果的に、とても多くのお客様に劇場に足を運んでいただきとてもうれしく思います。
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