奈緒、座長・亀梨和也の“神対応”に「お肉のご恩は一生忘れないです(笑)」

映画「事故物件　恐い間取り」の完成記念イベントが7月21日に東京・寺田倉庫で行われ、亀梨和也、奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、木下ほうか、中田秀夫監督が登壇した。

本作は、殺人・自殺、火災による死亡事故などがあった“事故物件”と呼ばれるいわく付きの部屋に住み続ける芸人・松原タニシの実体験を描いた著書「事故物件怪談 恐い間取り」を映画化したもの。

イベントの冒頭で、主人公の売れない芸人・山野ヤマメを演じた亀梨が「僕自身、本格的なホラー作品は初めてでしたが、現場では非常に充実した時間を過ごさせていただきました。何よりも、ホラーという作品は見てくださる皆さんのことを常に感じながら撮影をしているんだなっていうのを感じました。このプロジェクトに参加できたことをうれしく思っております」とあいさつ。

山野の元相方・中井大佐役の瀬戸は「この『事故物件』は映画ではあるんですけど、いつ自分に起こるか、いつ皆さんに起こるか分からない身近な恐怖だと思います。中田監督がこれまで作られてきた作品のようなジワジワくるJホラーの怖さ、プラス、新感覚の怖さがあります」と完成した作品への自信をうかがわせた。中田監督も「挑戦的にやりました」と、これまでと違う恐怖を盛り込めたことをアピール。

亀梨と初共演した感想を聞かれると、瀬戸は「それこそコンビということでほぼ亀梨さんとのシーンだったんですけど、初めて共演させていただいたんですが、最初からそんな感じがしなかったです」とすぐに距離を縮められたと明かす。

また、メークアシスタント・小坂梓役の奈緒は「リハーサルの時に初めてお会いしたんですけど、その帰り道、マネジャーさんから『奈緒ちゃん、今まで共演した方であんなに最初から緊張せずにナチュラルだったのは今までで一番だった』って言われたんです。だから、亀梨さんが親しみやすい空気を最初から出してくれてて、現場に入ってからも優しくて」と、瀬戸同様、最初から距離を感じなかったと話した。

さらに、奈緒は「私が撮影の次の日に別の仕事が入っていたんです。その日は結構体力を使うシーンが多くて、『明日は朝早いからもう寝られないね』って。亀梨さんが『大変だね。お疲れさま』って帰られたんですけど、私が帰る時にスタッフさんから『これ、亀梨さんからです』って、焼き肉の弁当を頂いたんです。

会話で何気なく『タン塩が好きなんです』って言葉を覚えてくださって、タン塩も入っていて。あのお肉のご恩は一生忘れないです(笑)」という思い出を語ると、亀梨が「ぜひ、一面で！(笑)」と場を和ませた。