劇団☆新感線がゆかりの地・サンシャイン劇場で大暴れ!? いのうえひでのり「劇場には命が沸き立つ力がある」

2020/07/22 10:00 配信

芸能一般

いのうえひでのり コメント


劇団☆新感線主催・いのうえひでのりは、演出のみならず「勝手な聞き放談」コーナーにも登場撮影:宮川舞子


今回朗読劇を演出させていただきましたが、あまり経験がなかったので収録が終わってほっとしました。面白かった。劇団は40年になりますから、もうこうなってくると人生…というか結果的に人生になっちゃった(笑)。

その中でもサンシャイン劇場は「ネタものの聖地」です。劇団の分岐点、エポックな作品が生まれた場所で、大変なこともあった分、思い入れが特に深い劇場ですね。

今日劇場に来て改めてワクワクするなと思いました。命が沸き立ちます。劇場にはそういう力がある。一刻も早く戻ってきたいですね。

高田聖子 コメント


朗読劇に出演した高田聖子撮影:宮川舞子


久しぶりの劇場で嬉しくて舞い上がってしまって緊張しました(笑)。サンシャイン劇場は若い時から大変お世話になっていて、昔は楽屋が畳敷きだったんですよ。奈落にあった部屋も覚えています。新感線は、年を取っても先輩後輩の間柄が変わらないから、ずーっと青春のまま、不思議な感じです。

舞台は観客と演者のお互いの緊張が、触らないけど濃厚接触する時間、空間なんです。客と演者の“秘めごと”なんですよ。この番組を見て興味を持って貰えたら小さな入り口の“秘密の花園”にいらしてください。早く皆さんに劇場でお会いしたいです。

入江雅人 コメント


朗読劇に出演した入江雅人撮影:宮川舞子


朗読劇なので単純に読めばいいと思っていたんですけど、さすがいのうえさん、朗読で動かせるんですよ(笑)。久しぶりに緊張しました。

僕が新感線に参加したのはここサンシャイン劇場でやった「レッツゴー!忍法帖」(04年)です。元々サンシャインシティが好きでしたね、水族館とか。

新感線とはほぼ同世代で、大阪時代から面白いと評判でしたが、どんどん進化してまさかこんなすごい劇団になるとは思いませんでした(笑)。

舞台はもちろん“生”が一番ですが、こういう時期でなかったらいのうえさん演出の朗読劇は生まれなかったと思います。ヘビメタが鳴り響かないいのうえ作品を是非観てほしいですね。