女優の森川葵が、2019年5月からレギュラー出演している「それって!?実際どうなの課」(毎週水曜夜11:59-0:54ほか、日本テレビ系)で、“ミスターかくし芸を継ぐ女”として注目を集めている。けん玉、石の水切り、ダイススタッキング、テーブルクロス引き、カード投げ…など、その道の達人が年単位、あるいは何十万回練習して習得するようなスゴ技を、1日のロケでマスターしてしまう森川。そんな彼女の姿に視聴者からは「気持ちいい」「センスの塊」と反響多数。初めての本格的バラエティー番組で才能を開花させた森川に、これまでの過酷ロケ企画を振り返りながら話を聞き、本番組への思いや体当たり企画挑戦の裏側に迫る。
森川は、2010年に「Seventeen」専属モデルオーディションでグランプリを獲得、2015年に同誌を卒業すると、その年に連続ドラマ初主演を果たした。2016年にはトークバラエティー「A-Studio」のアシスタントを務め、その後は舞台、映画、ドラマに多数出演。“カメレオン女優”とも評される実力派女優の森川だが、この番組では“ミスターかくし芸”・堺正章を「勝手にライバル視しているんです(笑)」と意欲を燃やす。“ミスターかくし芸”顔負けとも言える、芸能人初のスゴ技習得を連発する彼女の、『真面目な探求心』と『素直な情熱』、そして『等身大の素顔』が、インタビューから見えてきた。
――7月29日(水)の放送で挑戦したアーティスティック・ビリヤード(球の回転や軌道を操り的球をポケットに落とすトリッキーなショット)はいかがでしたか?
この日は収録後に次の予定が入っていて、「時間内に達成できなくても押せない」と言われていたので、失敗したら「私のせいで企画の盛り上がりを止めてしまうかもしれない」というプレッシャーがありました。しかもちょうど目の前に時計があって今何時なのか確認できる状態だったのでさらにプレッシャーを感じてしまって…。
とにかく必死にずっと打ち続けました。
――普通はなかなか達成できないスゴ技に毎回挑戦され、これまですべて1日でクリアしてきていますが、ご自身ではどう感じていますか?
プレッシャーです…。初めの頃は、服のシミ抜きの達人に弟子入り、みたいな感じでした。しかも、現地に着いたらみんなでロケの前にご当地グルメを食べたり、お土産買ったり、夜ご飯を食べたりする時間もあって…っていうスケジュールだったんです。
それが気付けば、6~7時間みっちり挑戦する企画になって、「あれ?こういうコーナーだったっけ」って(笑)。失敗する日がいつかは来ると思うので、そう思うと不安ですね。でも楽しくやっています!
――バラエティーの“法定速度”を守らずに課題をクリアすることから、「ワイルド・スピード森川」と番組で呼ばれていますが…。
私、実はまだピンときていないんです、「『ワイルド・スピード森川』でトレンドに入ってたよ」とファンの子が教えてくれるんですけど、「ワイルド・スピード森川…?」みたいな(笑)。でも新しい称号をいただいたみたいでうれしいです。
――トレンド入りした時はどんな気持ちなんでしょうか。
(自分以外の)芸能人の方がトレンド入りするものというイメージがあったので、一般的な感覚で、「え!私もトレンド入りってできるんだ」っていう…純粋にうれしかったです。
――周囲からの反響はありますか?
今、ドラマの撮影をしているのですが、その時に名前で呼ばれるより先に「ダイススタッキングの子だよ」「サイコロを積み立ててた子だ」って気付いてもらえるようになりました(笑)。
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