高橋英樹が主演を務める「西村京太郎トラベルミステリー72」(夜9:00‐10:54、テレビ朝日系)が7月26日(日)に放送される。
同作は高橋演じる十津川警部が、時刻表や鉄道にまつわるトリックを解明し、事件の背後に潜む人間ドラマを浮かび上がらせていく「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズ。
実際に使われている時刻表や鉄道を使用するため、作品のファンのみならず、鉄道ファンからも大きな反響を呼んでいる。
そんな同作で主演を長年務めている高橋にインタビューを実施。作品への思いや相棒である高田純次とのエピソードなどを聞いた。
――最新作が決定した時の率直な感想は?
正直、シリーズは節目となる70作目で終わってしまうのかなと思っていました。なので、最新作が決定しましたという知らせを受けた時はうれしいという気持ちが大きかったです。
相棒である亀井役の(高田純次)純ちゃんとのコンビネーションもいいですし、共演者同士も仲がいいですし、今まで築き上げてきたものが続いてほしいという願いもありました。72作目に巡り合えたことはすごくうれしかったです。
――シリーズはどこまで続けたいですか?
欲をいえば80作までは続けたいです。撮影は本物の電車を使ったり、実際の場所で撮影したりと、時間がかかることも含めて大変なことは多いです。でも、その分、撮影で訪れた地方で出会う方たちとのコミュニケーションが取れる楽しさや、共演者と一緒に最高な作品を作り上げているという達成感を今後も長く感じていけたらなと思います。
――シリーズが長年愛されている理由はどこにあると思いますか?
基本的には西村京太郎先生が鉄道というテーマの中で、描かれる人間ドラマに皆さんが共感しているということが大きいと思います。
永遠に続く線路は人生のようでもあり、夢の先を描く希望のようでもあり、それぞれが感じることは違っても、誰しもが一度は何かしらの思いを、鉄道に、はせたことがあるのではないでしょうか。
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