高橋英樹「80作までは続けたい」、愛され続けるシリーズの魅力や高田純次とのエピソードを語る

2020/07/24 14:00 配信

ドラマ インタビュー

【写真を見る】誰に対しても真剣に向き合う高橋英樹演じる十津川警部(C)テレビ朝日


高橋「容赦なく走らされてます」


――今まで出演してきて変わったなと感じたことは?

不思議なものですが、そういった変化というものは感じたことがないです。台本をもらった瞬間から、初めて撮影をした時と同じような新鮮な気持ちで撮影に挑めますし、特別何か変化したこともないです。

最新作でも犯人を追うことは変わらないですし、今回も激走しましたからね(笑)。

走って犯人を追い掛けるようなシーンは、段々少なくなっていくだろうなと思っていましたけど、容赦なく走らされてます。

――走られたんですね。

今回もたくさん走りましたね。「頼むから(走らせるのは)やめてくれよ~」と、冗談めかしていってはみるけれど、遠くから監督に「英樹ちゃん、そこから走ってー!」といわれると、やっぱり俳優ですから「分かったー!」と期待に応え、全力で走ってしまいます。

東京への憧れについても話す高橋英樹(C)テレビ朝日


――夢のために上京する若者の気持ちに共感する部分も多いのでは?

ドラマ内で描かれるように、僕も友人たちがいるふるさとを離れて東京にやってきたので、上京してきた人の気持ちがよく分かります。少し寂しいけれど、自分が決めた夢のためには頑張らなければならない、そういう気持ちを持ってここまでやってきましたね。娘から、「パパは千葉の田舎から出てきてよく頑張ってきたね、今まで」と言われて、「そうだよ、頑張ったんだよ」と答えられるくらいには僕は頑張ってこられました。

――いつ見ても変わらない高橋さんの特別な健康方法などがあれば教えてください。

健康のために特に何かしているということはないです。強いて言うならば、朝から晩まで笑って話をすることですかね。

僕は、人と会話をすることが好きなので、本番直前まで、共演者の方と話しながら楽しく過ごしています。それが僕にとって、元気の源になっているように思います。

他に思い当たることは、ほとんど椅子に座らずに、体を動かし続けていることと笑顔で過ごすことが健康につながっているのかもしれません。

「西村京太郎トラベルミステリー72」より(C)テレビ朝日


――視聴者の方へメッセージお願いいたします。

ドラマの内容も面白いということはもちろんですが、そこへ行ったと錯覚させてしまうほどのロケ風景も楽しめるすてきな作品に仕上がりました。

ご家族で楽しんでいただけたらうれしいなと思います。ぜひご覧ください!