―日本版の脚本を読まれてみての感想は?
誘拐という自分に経験ないことを想像しながらお芝居をすることは自分にとってチャレンジだと思いました。犯人の一樹(藤森慎吾)との掛け合いも、ドラマだからこそ男女の関係のような要素も含んでいて、今までにない経験でした。
―百合亜を演じる上でどんなことを意識しましたか?
ドラマの前半は、心の中だけでお芝居していることが多かったです。視聴者の方に「百合亜は何を隠しているんだろう」と思ってもらいたくて、何を考えているのか分からないような表情を意識しました。取調室や家の中など同じ場所で撮影することが多かったのですが、その中でも話が進むにつれて、ちょっとした表情の違いを出そうとはしていました。
―今作は、新型コロナウイルス感染症の影響で撮影が休止、放送も延期になっていました。撮影再開後はどんな気持ちでしたか?
やっぱり現場って楽しい場所だな、また現場に戻れることはありがたいことだなと改めて思いました。本番中でもにやけそうになるくらい(笑)。現場はいろんな人がいろんな部署で頑張ってくれていることが見えて、コミュニケーションがたくさん取れるので、空気感やつながりを感じられて大好きです。
―撮影中はどんな雰囲気でしたか?
皆さん冷静で、それぞれの役を台本通りしっかり作っていらっしゃったので、すごく刺激的な現場でした。自分が主演なので、周りの雰囲気に乗りつつもメインでしっかり立たなきゃという気持ちになりました。
―休憩時間はどんな話を?
藤森さんはちょっとした話も面白くて、ずっと笑っていました! 普段それだけ面白くて優しい方ですが、役に入ると目が怖くて迫力があったのが印象的でした。思い切り芝居をぶつけてくださったので、思い切り返すことができたかなと思います。
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