NHKは、105作目となる2021年度後期の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の制作決定を発表。脚本家・藤本有紀によるオリジナル作品で、“朝ドラ”で史上初めて3人のヒロインが登場する。
本作は、昭和・平成・令和の時代を、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代の女性を描く。戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった祖母・安子(やすこ)、親と英語を憎みつつも、ジャズソングに救われて自分の人生を切り開いた母・るい、そして、時代劇の世界に憧れながらも、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所を見つけた娘・ひなた。それぞれがラジオで英語を聴き続けることで、夢への扉を開いていく。「小さな一歩一歩を積み重ねることが、思ってもいない人生を切り開き、明るく照らしていく」――そんなメッセージを込めた波瀾万丈なハートフルコメディーである。
なお、ヒロインの一人は8月から行われる出演者オーディションで選出されるという。その後、今冬に出演者発表、クランクインは2021年春頃を予定している。
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