新木優子が報道サスペンスで初の記者役に挑戦!「皆さんには新しい私をお見せできると思います」

2020/07/29 08:00 配信

ドラマ

新木優子がWOWOW連続ドラマ初出演にして初主演! 「連続ドラマW セイレーンの懺悔」が10月18日(日)スタート

朝倉多香美役 新木優子コメント


本格的なサスペンスへの挑戦、さらに、初めての記者役ということで最初は不安もありましたが…、原作・脚本を読み、真実が180度覆されてしまうような衝撃を受け、あまりの面白さにすぐに作品のファンになってしまったので、参加することができてうれしいです。

私が演じる多香美は正義感が強く、自分では抱えきれないようなつらい過去を持っていながらも、強い思いを胸に真実を追い求める姿が印象的です。

報道番組の仲間や周りの人々が彼女の思いに突き動かされていったように、自分で何かを変えようと動く力が素晴らしいと思いました。私自身も多香美の強い思いを大切にしながら演じていきたいです。

でも、まだ入社2年目の新人で、一つのことに集中してしまうと周りが見えなくなる危うさも持ち合わせているので、その不安定な脆さも表現したいです。

今まで演じたことのない役に挑むので、視聴者の皆さまには新しい私をお見せできると思いますし、多香美が記者として成長するとともに、私も作品を通じて成長していけることが楽しみです。

多香美が自分の信念を胸に真実を追い続けたように、激動のこの時代は自分の気持ちを明確にする、そして、その思いに従って生きることが大切ではないかと感じました。この作品が皆さまにとっての思いを見つける“ヒント”になれば幸いです。

原作者・中山七里 コメント


僕は生来アマノジャクなところがあり、映像化がまず不可能な小説を書いてしまう。海外を舞台にしたりタブーとされているテーマを扱ったりするのはそういう理由だ。

セイレーンの懺悔」も例に洩れず、連載当初から「中山さん、テレビ局にけんか売ってるんですか」とか、「もうすがすがしいくらいにドラマ化は無理ですね」とか散々言われていたのだ。

ところが、やはり連載当初から「これはウチのために書かれたような作品ですね」と熱烈にドラマ化のオファーをいただいた局があった。言わずと知れたWOWOWさんである(この経緯、実は単行本の帯にこっそり記載がある)。

モノ作りには決めごとの中でベストを発揮する面白さもあれば、タブーをぶち破る面白さもある。「セイレーンの懺悔」ドラマ化は間違いなく後者である。

「連続ドラマW セイレーンの懺悔」あらすじ


不祥事が続き、番組存続の危機にさらされた帝都テレビの看板報道番組「アフタヌーンJAPAN」。その制作に携わる入社2年目の報道記者・朝倉多香美(新木優子)は、あるつらい過去を抱えながらも報道の仕事に誇りを持って取り組んでいた。

そんな中、都内で女子高校生誘拐事件が発生。先輩記者の里谷太一と多香美は、起死回生のためにスクープを狙って事件を追う。警察を尾行した多香美が廃工場で目撃したのは、無惨にも顔を焼かれた被害者・東良綾香の遺体だった。

自身の過去と重なりこの事件を追っていた多香美だが、その執念が実を結び、犯人につながる大きなスクープをものにする。だが、このスクープが原因となり、ある事件が起きてしまう…。

果たして、事件の真犯人は誰なのか? そして、報道記者としての“正義”とは?

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