伊東歌詞太郎 アニメED曲「記憶の箱舟」リリース「主人公の生きていく様を自分に重ね合わせて」

2020/07/29 12:20 配信

音楽

伊東歌詞太郎がニューシングル「記憶の箱舟」をリリース撮影=田中隆信


「僕たちに似合う世界」は初めての視点で書いた感覚


――カップリング曲として2曲収録されていて、そのうちの1曲「僕たちに似合う世界」は、同名のエッセイ(7月22日発売)のイメージソングということですが。

はい、セルフタイアップみたいな感じです!(笑) エッセイと同じタイトルですから、歌っている内容もほぼ同じです。ただ1点、エッセイと違うところは、エッセイを作る時は強制的に自分の過去を思い出さなければいけないんですけど、この曲は“思い出した後”に作ったので、“過去を見る”という現在の視点が入っているのが、この曲の歌詞の特徴になっています。

――0(ゼロ)から作り出す曲とも、タイアップのように題材があって作る曲ともまた違った感じですね。

確かに。言われて気づいたんですけど、“過去の自分の言葉”っていうものを「この時期の自分に言われていたらどんな気持ちになるんだろう」という視点で書いたところは、これまでと違っていて、生まれて初めて書いた感覚ですね。

――エッセイやこの曲を書いたことで、自分自身と向き合う時間もあったと思いますが。

今までもそうですけど、僕の場合、自分が書いた作品によって自分自身を知るんです。あまり考えないで生きていて(笑)、そこに作詞作曲をしたことで「なんでこんな言葉が出てきたんだろう?」「あ、こんなことを思ってたんだ!」って、自分を知って成長していくことが多いんです。この曲もそうですけど、特にエッセイの方が多かったですね。エッセイも文字数の制約はありますけど、歌詞よりも自由に書けるので自分をより知ることができたと思います。

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