オリラジ藤森慎吾、“誘拐犯”役の演技に自信「児嶋さんが見てくれたらうれしい」<13(サーティーン)>

2020/07/30 12:00 配信

ドラマ インタビュー

「13(サーティーン)」に出演する藤森慎吾 (C)東海テレビ


藤森「今まで演じてきた史上一番悪い役」


――お芝居に意欲的なように感じますが、以前から作品のキーパーソンになる役を演じてみたいという気持ちはありましたか?

もちろん物語の中で重要な役をやってみたいという思いはありました。ましてや今回は犯人で、かなり重要な人物で興味はありましたし、今まで演じてきた史上一番悪い役ですね。だからなおさら楽しみではありました。

――ドラマに芸人さんが出演されることも多いですが、その中でライバルと思う存在はいますか?

今で言うと「児嶋だよ!」と言っておきましょうかね(笑)。アンジャッシュ・児嶋一哉さんは普段から仲良くさせていただいていまして、大好きな先輩ですけど、児嶋さんがお芝居の仕事をしている姿がすごく好きで。ライバルと言ったらおこがましいですけど、すごく尊敬しています。

普段バラエティーではいじられていますが、ドラマに入ると全く違う表情を見せてくれるのですごく大好きで、参考にさせてもらっています。

――今回の役も児嶋さんに見ていただきたいですね。

そうですね。児嶋さんが見てくれたらうれしいです。児嶋さんはすごく優しいので、「あれ見たよ」とか、「これ見たよ」と感想を結構言ってくれて。芸人仲間にそう言ってもらえるのはうれしいですね。

大体の芸人さんはやっぱり「俳優ぶってるんじゃねぇ」の一言で片づけることが多いのですが、児嶋さんはご自身もやられているのでちゃんと見てくれて、感想も言ってくれるので、そういうところも好きです。

――主人公の百合亜は犯人によって13年間を奪われましたが、藤森さんが最も奪われたくないものは何ですか?

何でしょうね…。最近愛犬を飼いはじめまして、マルプーを飼っているのですが溺愛しちゃって最近は本当に家に帰ってくるのが早くなりまして。ですので、誰にも奪われたくないな、という気持ちです(笑)。最近は地方ロケも極力日帰りにしてもらって、旅行にも行かなくなりました。

――藤森さんは木村拓哉さんが憧れとのことですが、今回の脚本が「ラブジェネレーション」(1997年、フジテレビ系)の浅野妙子さんが担当されているということで、何か感慨深いものがありますか?

いつか夢のまた夢ですけど、木村さんと共演ができたら、もしかしたらその日に僕は芸能界を辞めるかもしれないです(笑)。もうやりたいことは全部やれたということで。そのくらい憧れですし、今でも大好きです。

――同じ浅野さんが脚本ということで一歩近づきましたね。

これ着実に近づいていますね。今まで木村さんの姿が豆粒くらい小さいものでしたが、ちょっとだけ背中が見えてきたな、と(笑)。まだだいぶ先ですけどね。勝手にそういうふうな印象を持っています。