嵐の櫻井翔が9月7日(水)にNHK Eテレで放送されるドキュメンタリー「櫻井翔の“いま そこにいる人々”~命の現場」に出演することがわかった。「医療」をテーマに、櫻井が独自のスタンスで患者と向き合う医師たちを訪問し、その治療法や医療の真意を探っていく。
櫻井は長野県・松本を舞台にしたこの夏公開の映画「神様のカルテ」で主人公の青年医師を演じたことがきっかけとなり、地域医療の現状や、命の尊厳などをはじめ、医療に深い関心を持つことに。そんな櫻井が今回、広島と北海道を訪問。広島では、通院が困難で“最期は自分の家で”と望む高齢者のために奔走する医師に密着する。北海道では、外科や内科といったジャンルにとらわれずにオールマイティーな治療を実践する医師を訪問。実際にその医療活動に同行し、地域住民の生活全般までも支えるという医療の域を超えた取り組みを追う。
番組チーフプロデューサーの佐渡岳利氏は、昨年の紅白歌合戦の総合演出を担当し、「櫻井さんとは、紅白でご一緒して以来、音楽以外でも何か番組を作ってみたいと思っていました。ロケでは、櫻井さんが医師の方々や患者の皆さんと非常に真摯に向き合っている姿が印象的で、本当にいろいろなことを深く考えているんだなと伝わってきました」と今回の櫻井とのロケを終えての感想を。
また櫻井は「“神様のカルテ”で医師役を演じたことで、医師の苦悩や葛藤を感じて、命と向き合う医師の生の声を聞いてみたいと思っていました。今回北海道と広島で取材させていただいたお二方は、“こんなお医者さんが身近にいてくれたら”と思う方々です。この番組を通して、さまざまな医療の形を知っていただくきっかけになったらと思います」とロケを振り返る。今回は医師への取材はもちろん、その医師の家族や患者とも触れ合った櫻井は、自ら体験したことを通して、新しい見方や“世の中にはこんなこともあるんだ”という“気づき”を視聴者に伝えていく。
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