NHK総合ほかでことし10月から放送予定の平成23年度次期連続テレビ小説「カーネーション」の主題歌を歌手・椎名林檎が歌うことが決定した。
主題歌を担当する椎名は「連続テレビ小説へ書き下ろさせていただくことは、夢でした」と依頼を受けたときの喜びを語り、「『尻込みせず思い切り書かせていただこう』と気合いを入れたところ、ずっと取り組んでいたくなってしまい、気付いたときには2曲仕上がっていました」と告白。2曲を仕上げるも、自ら結論できずに選んでもらったという。椎名は「今はただただ放送開始が楽しみでなりません!」と放送を心待ちにしていることを明かした。
制作統括・城谷厚司氏は「ヒロインの小原糸子が生きた、92年という長い長い人生を貫く、普遍的な愛の歌にしたい」と主題歌に込めた思いを明かし、初めて椎名の曲を聴いた時は「心が震えました。優しさと母性、そして強さに満ちあふれた素晴らしい曲です」と絶賛した。
また、糸子を演じる尾野真千子は、最初は椎名の起用に意外性を感じた様子。しかし「劇中で使っているミシンを中心にして繰り広げられる物語を思うとすごく納得するんです」と語り、今後の撮影や放送が楽しみになったとコメント。
主題歌「カーネーション」は椎名が作詞・作曲を手掛け、今秋に発売を予定している。
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