桜庭ななみ主演のオトナの土ドラ「13(サーティーン)」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)。主人公・相川百合亜(桜庭)の担当刑事を演じる青柳翔と遊井亮子に、それぞれの役どころや撮影現場での過ごし方を聞いた。
不思議な魅力を持つ百合亜に翻弄される永井敏彦を青柳、永井の先輩・田辺佐緒里を遊井が熱演する。
同作は、13歳で行方不明になった少女が13年後に突然、家族のもとへ戻ってくるところから始まるクライムサスペンス。イギリスで大ヒットしたBBCドラマ「サーティーン/13 誘拐事件ファイル」が原作で、日本版の脚本は浅野妙子が手掛ける。
――それぞれの役どころや台本を読んだ印象を教えてください。
青柳:僕が演じる永井は、真っすぐで、正義感があり、物事に真摯に向き合っていくキャラクター。何事にも真剣に取り組むがゆえ、少し物事を客観的に見ることができなくなってしまい、百合亜に惹かれていってしまうのですが…。
演じる上では、百合亜の気持ちに寄り添う気持ちを強めに出すように意識しました。原作のBBC作品も観させていただいたのですが、今回の日本版は完全なリメイクではなく、違った角度から切り取ろうとする試みが台本から伝わり、自分も趣旨に賛同して取り組むことができました。
遊井:私が演じるのは、青柳さん演じる永井の先輩刑事の(田辺)佐緒里。彼女は、感情表現がそこまで激しくない役なので、細かい動きに神経を使い、伝わるか伝わらないかぐらいの所を狙っています。
ちなみに刑事役は初めでなので、オファーをいただいたときはとても嬉しかったです。これまで犯人役が多いせいか、このドラマ期間中は仕事に行くときには夫から「今日、殺してくるの?」と聞かれ、「刑事だよ」というツッコミをやりながら家を出ていました(笑)。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)