――活動開始から4年以上がたちました。佐々木久美さんはその半分以上でキャプテンを務めています。
久美:もう2年になるんですけど、MCなどはやらせていただいていますが、本当にダメダメな人間なんです。
でも役職を与えていただいて、「しっかりしよう!」と思うようになりました。日向坂46のメンバーは本当にみんないい子で、しっかりしていて、一人でもちゃんとできる子が多いので、私がやってあげられることは少ないんですけど、みんなのことをサポートできたらと思ってやってきました。
――2017年「TOKYO IDOL FESTIVAL」のパフォーマンス後、佐々木久美さんが「悔しくないの? 危機感を持ってやらないとやばいよ」と泣きながらメンバーたちに訴えた場面、あれはキャプテン就任前でした。勇気のいる行動だったと思います。
久美:私は人に怒ったりすることが本当に苦手で、例えば(飲食店で)料理に髪の毛が入っていても店員さんに言えないタイプなんですけど、あの時は体が干からびる勢いで勇気を振り絞って、その場の勢いで言いました。
――頼もしいキャプテンですね。
美玲:キャプテンは妹気質なんですよ、本当は。でも、ちゃんとみんなをまとめてくれています。
今回の映画を見て気付いたんですけど、(佐々木久美は)今の私の年代で入ってきてキャプテンをやっているんですよね。私から見たらお姉さんだけど、私が今(グループに)入って「キャプテンやって」と言われても何もできない。
しかも、(結成したばかりで)何も知らないじゃないですか。それなのに、みんなをまとめてすごいなって思うし、久美はすごく慕われているんですよ。普段はいじられるし、信頼されているから後輩もいじるし(笑)。
「久美がいなくなっちゃったらどうなるんだろう?」と思っちゃいます。それぐらい大切な存在です。
小坂菜緒:私は加入する前からずっと見てきたので。
美玲:(佐々木久美を見ながら)恥ずかしがってる(笑)。
久美:恥ずかしい…(笑)。
小坂:その時からライブのMCなどして、最初からしっかりしているというイメージでした。グループに入ってからも印象は変わらず、今でも頼りにさせていただいてますし、すごく信頼しています。
だからこそ何でも相談できるし、久美さんも何でも言ってくださるので、そういう関係が築けているのがうれしいなって思います。日向坂46として、キャプテンとして、頑張られている姿を見ていて、すごくたくましいなと思います。
久美:ふふふ(笑)。
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