――昨年はデビューをはじめ、大きな会場でのライブ、そして「NHK紅白歌合戦」(NHK総合ほか)にも出場しました。今年は、坂道グループ最速となる東京ドーム公演(12月6日[日]、7日[月])が予定されています。
久美:東京ドームというのは「いつか行けたらいいな」という漠然とした夢で、あまり形として見えていない夢でした。
けやき坂46の頃から「約束の卵」という曲をライブの最後に歌わせていただいているんですけど、この曲を歌いながら東京ドームを思い浮かべる…というよりは、ファンの皆さんを思いながら歌っている印象の曲でした。
なので、東京ドーム決定が発表された時は本当に驚いたんですけど、それだけいろんな方から期待していただいているし、それぐらいの成長を期待してもらっていると捉えて、もう一回自分たちにむちを打って、東京ドームのステージにふさわしいアイドルになりたいなと思います。
美玲:「約束の卵」をいただいた時に、東京ドームを目指せというメッセージがあると思いました。最初は私たちの中に東京ドームという目標がなかったんですよ。あまりに先のこと過ぎて。
そこから一つの目標ができて、まさかそれがこんなに早くかなうとは思っていなかったです。これをピークにせず、その先もみんなで頑張れたらいいなと思います。
小坂:ライブ中にサプライズで知らされた時は、「早い」と思ってびっくりしました。
しかし、決まったからにはやるしかないし、ファンの皆さんもすごく喜んでくださったので、その期待に応えられるように、みんなで精いっぱいのパフォーマンスができるように、恥ずかしくないように、東京ドームまでにしっかりと準備をしてステージに立ちたいと思います。
――最後に読者へメッセージをお願いします。
美玲:日向坂46になってから好きになってくださった方が多いと思うので、「その前にけやき坂46というところにいたんだよ」ということから知ってもらえる機会になると思います。
番組とかではキャッキャしていますが、実は裏でもキャッキャしているんだよって(笑)。本当に素の姿を見られるのが一番の見どころです。
ドキュメンタリーって(内容が)暗めになったりしますが、私たちはまだそんな重いこともないし(笑)、日向坂46らしく明るく作ってくださっています。歴史を知ってもらいながら「2年目も行くぞ!」という感じになっているので、ぜひいろんな視点で見ていただけたらいいなと思います。
小坂:昔から知ってくださっている方も、改めて「こういうことあったね」と思い出しながら見られるし、美玲さんが言ったように暗い映画ではないので、そこは明るい気持ちで、どんな方でも気軽に見てくださればいいなという思いはあります。
久美:私たちのファンは、日向坂46になってからのファンがほとんどだと思うんですけど、そういう方たちにも分かりやすいように、どうしてけやき坂46ができたのかというところから作ってくださっています。
けやき坂46時代の思いも共有できるし、その前から応援してくださった方も「こういうことあったよね」って思いながら見られると思います。
私たちって本当にいろんなことがあったんですけど、全て笑い飛ばしているというか、今となっては「そういえばそんなことあったね!」みたいな感じなんですけど、その雰囲気がこの映画を見ていただいたら分かります。
私、この映画を見て改めてメンバーのことが好きになったんですよ。なので、おひさま(日向坂46ファンの総称)もそういうふうに見てくださるんじゃないかなって思うので、最低“3回”は見てください(笑)。
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