東京都は、8月17日、東京都庁・都民広場において、サッカー女子ワールドカップ・ドイツ大会で優勝した、なでしこジャパンの澤穂希選手、岩清水梓選手、丸山桂里奈選手、岩渕真奈選手の4選手に「東京都民栄誉賞・都民スポーツ大賞」を石原慎太郎都知事より贈呈した。
受賞したキャプテンでMFの澤選手は「この賞に恥じないよう、9月1日(木)から始まる、女子サッカー・ロンドン五輪アジア最終予選でもみんなで力を合わせ、金メダルを獲れるように頑張ります」と宣言した。また、DFの岩清水選手は「これからも責任をもって日々精進していきます」と意気込んだ。
FWの丸山選手は「この賞を励みにこれからも(サッカーを)頑張っていきたい」と話し、同じくFWの岩渕選手は「努力してもっとサッカーが上手くなれるように頑張ります」と誓った。
東京都の賞に合わせ、東京・府中の野口忠直市長より、澤選手へ「府中市市民栄誉賞」の贈呈も行い、日本サッカー協会名誉会長の川淵三郎氏も来場した。川淵氏は、W杯でのなでしこの軌跡を振り返り一人ひとりを褒め称え「ロンドン五輪予選にはどうしても勝ってほしい。(勝利で凱旋の際は)都内でパレードをしましょう」と発言し、会場を盛り上げた。
最後に、澤選手らは少女サッカーチームの「府中なでしこ」の小学生から花束を受け取り、その少女ら、石原都知事らと共にW杯の表彰式を再現するような金の紙ふぶきを浴びた。