「渡る世間は鬼ばかり」で活躍する「おやじバンド」がメジャーデビュー

2011/08/17 19:59 配信

ドラマ

全員でヒット祈願する「渡鬼おやじバンド」のメンバーたち(左から村田、井之上、佐藤、山本、角野)(C)TBS

TBS系で放送中の「橋田壽賀子ドラマ 渡る世間は鬼ばかり」の劇中に登場する「渡鬼おやじバンド」が現実でもメジャーデビューすることになった。

「渡鬼おやじバンド」は'08年放送の第9シリーズで登場以来、中年の男たちの夢を曲に乗せて歌い上げるバンドとしてドラマにしばしば登場しているが、本格的なCD発売はこれが初めて。メンバーは勇役の角野卓造、娘婿・誠役の村田雄浩、その仲間の佐藤B作、井之上隆志、そして作詞・作曲を担当した山本コータローの5人。山本以外は素人だが、キーボードの村田を除いてはそれぞれが昔から「楽器はやっていた」という。村田は当初「手がつって、腱鞘炎になった」と苦労していたが、デビューを控えた今では堂々たる演奏ぶりで、チームワークは演技以上だ。

今回は8/24(水)にドラマのなかでおなじみの曲「心をギュッと抱きしめて」をテイチクエンタテインメントからリリース。ボーカルの角野は「演奏するというのは、芝居をするのと違って特別なものです。ドラマは終わりますが、たまには皆で集まって盛り上がりたいですね。そのためにも、CDがヒットしてくれれば…」と、9/29(木)に21年の歴史に幕を閉じるドラマのこととともに、抱負を語った。