爆笑喜劇「こんにちは赤ちゃん」で真矢みきがボケ倒す!?

2011/08/17 19:57 配信

芸能一般

舞台「こんにちは赤ちゃん」に出演の三宅裕司、真矢みき、伊東四朗(写真左から)写真=引地信彦

5月27日~6月12日に東京・赤坂ACTシアターで公演された舞台「こんにちは赤ちゃん」が8月19日(金)にWOWOWで放送されることが決定した。

同作は、伊東四朗が座長を務める伊東四朗一座と、伊東が参加できないときに三宅裕司が座長となる熱海五郎一座による2回目の合同公演で、”三宅裕司生誕60周年記念”と銘打ち上演された。ストーリーは、観光客が全く入らず、閉園の危機に追い込まれた遊園地の園長・園田(三宅)と町の観光課の課長・天野(伊東)が中心となって、観光客を呼び込む作戦を実行しようとする。しかし、その作戦が周囲を巻き込み思わぬ事件に発展するという爆笑喜劇。

喜劇ということだけあり、セリフの掛け合いや、セット、衣装など、随所に笑うところが盛り込まれているのが同作の面白いところ。また、課長の奥さん・君代を演じるゲスト出演の真矢みきが、少し変わった言動があるというコミカルな役に挑戦している姿も見どころだ。さらに、クライマックスでは、元宝塚トップスターの真矢が見事な歌やダンスを披露する。出演は他に、渡辺正行、ラサール石井、小宮孝泰、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博ら。

真矢に出演を依頼した経緯について、三宅は「まず、大体のストーリーを決めてから真矢さんにオファーしました」と明かす。そこで伊東は、「ってことは、真矢さんに断られてたら内容変わってるんだ?」と三宅に尋ねると、「(真矢に)断られてたら、この公演はありません!」と三宅は答えて、笑いを誘った。続いて、「ボケてボケてボケ倒した後に、格好良い真矢さんが見られるわけですから、その落差がいいですよね。真矢さんがメンバーを従えて踊るシーンがあるんですけど、慣れているんですよね。見ていて鳥肌が立つんですよ」と真矢をべた褒め。

伊東は見どころについて、「私がこれまでやってきた芝居は、どこかしら考えさせるようなところがあったんですけど、今回ほど明るい芝居をやったのは初めてです。ちょっとでも笑いたいという人たちに見てほしいです」と、笑いのある舞台をアピールした。