この作品はまずタイトルがすてきだなという印象でした。僕も積極的に働きたいタイプではないので、シンパシーを感じる登場人物が多かったです。 鴨志田は同期の橋田と新田の間で、うまく3人のバランスを取ろうとするけどできない、頭はそこそこいいけどちょっと抜けてて、不器用な人間だと思います。
登場人物誰も「倍返しだ!」とは言いません。でもきっと面白いドラマになってます。ぜひご覧ください。
この作品は、働かざる者たちを新聞社の裏方から見たのが面白いと思いました。そういうフィルターが一枚入ると、ただのサラリーマン物語にならず、異様なリアリティーが出て、働かないオジサンの迫力が増しますよね。
八木沼は深いキャラクターだなと思いました。際立った何かがあるわけではないからこそ、八木沼の背中に笑いと涙の両方を感じるんだと思ったので、ウケ狙いに走らず、リアルに演じようと気をつけています。撮影現場では、主演の濱田さんがとてもいい人なので、癒やされています。
真の労働とは何かを描いた「働かざる者たち」は、テレ東さんらしいおちゃめでトガったドラマになっていると思います。ぜひご期待ください。
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